ナゲッツがタイ・ローソンをロケッツにトレード放出
デンバー・ナゲッツが現地19日、ヒューストン・ロケッツとの間でポイントガードのタイ・ローソンを含むトレードに合意した。Yahoo Sportsが伝えている。
報道によると、ナゲッツはローソンと共に2017年ドラフト2巡目指名権をロケッツに放出。代わりにロケッツからコスタス・パパニコラウ、ジョーイ・ドーシー、パブロ・プリジオーニ、ニック・ジョンソンの4選手とプロテクト付きのドラフト1巡目指名権を獲得する。
▼タイ・ローソン、2014-15シーズンハイライト
一見、ナゲッツが大損したようにも思える今回のトレードだが、ある意味ウィンウィンだったと言えるかもしれない。本来ならローソンはもっと多くの見返りを期待できるプレーヤーだが、つい先日に今年2度目となる飲酒運転での逮捕を受けたことで、トレード価値が大きく下がってしまった。それを考えると、何としてもローソンと手を切りたがっていたナゲッツにとっては、ドラフト1巡目指名権をゲットできたというだけで大きい。
一方のロケッツは、ようやくジェイムス・ハーデン以外のボールハンドラ-/プレーメーカーを獲得。最低限のリスクでロスターのアップグレードに成功した。今後はハーデンのプレーメイキングに依存する割合が少し減り、オフェンスのバリエーションがより豊富になるはず。
ローソン/ハーデン/アリーザ/モティユナス/ハワード/のラインアップは驚異的だ。来季はGSW、SAS、OKC、LACたちと熾烈なウェスト首位争いを繰り広げることになるだろう。
なおローソンは、今回の飲酒運転の件で、アルコールのリハビリ施設に30日間通院することが決まったそうだ。
Image by Keith Allison/Flickr
ソース:「Yahoo Sports」