ユスフ・ヌルキッチ、骨折で最低2週間の戦線離脱へ
ポートランド・トレイルブレイザーズが現地31日、センターのユスフ・ヌルキッチが右足の腓骨骨折により戦線離脱することを発表した。
ヌルキッチは現地30日に行われたロケッツ戦第4Q終盤での接触プレイで負傷。翌日のMRI検査で、転移のない腓骨骨折と診断された。チームの発表によると、2週間後に再検査を予定しているという。
ヌルキッチはポートランドに移籍して以降の20試合で15.2得点、10.4リバウンド、3.2アシストを平均。即戦力としてチームのオールスターブレイク後の好成績(14勝5敗)に大貢献し、すぐさま地元ファンたちから愛される存在となった。
チームによると、ヌルキッチのリクエストにより、現在モーダ・センターではヌルキッチが得点すると、母国ボスニア出身の人気バンド「Dubioza Kolektiv」の『Euro Song』という曲が流れるようになっている。そのお返しとして、先日バンドは『Nurk Fever』というヌルキッチのトリビュートソングを公開した。
3月31日の時点で、ブレイザーズは37勝38敗でウェスト8位。9位のナゲッツとは2ゲーム差とあまり余裕はなく、バックアップセンターの層も薄いため、ヌルキッチ離脱は大打撃になるかもしれない。チームもヌルキッチも絶好調だっただけに本当に残念だ。
参考記事:「Blazers」