TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
マーチン・ゴータット トレード
2013 10 27

サンズがM.ゴータットを放出、ウィザーズからE.オカフォーとドラフト指名権を獲得

ウィザーズ, サンズ, トレード, マーチン・ゴータット 0

2013-14年シーズン開幕を目前に控えた10月25日、フェニックス・サンズとワシントン・ウィザーズの間で、両チームのセンターをスワップするトレードが成立した。

サンズはマーチン・ゴータットを含む4選手を放出。引き換えに、ウィザーズからエメカ・オカフォーと2014年ドラフト1巡目指名権(トップ12プロテクト)を手に入れた。ウィザーズはトレードで獲得した選手から、ゴータット以外のガード3人(ケンドール・マーシャル、シャノン・ブラウン、マルコム・リー)をウェイブするつもりだと発表している。

ウィザーズのアーニー・グランフェルド社長は、「ゴータットのリバウンド力・ディフェンス力・得点力は、プレーオフに出場するという我々のゴールに向けて、さらにチームを推し進めてくれるだろう」という声明を出し、新たなメンバーの加入を歓迎した。

ゴータット本人も、ツイッターから今回のトレードについての想いを発信:

https://twitter.com/MGortat/statuses/393865514734202880

「サンズの経営陣に対して遺恨の念は全くない、ということを言っておきたい。ライアン・マクドナーは素晴らしいGMだ。サンズを正しい方向に導いている」

https://twitter.com/MGortat/statuses/393866738804072448

「こうなることはわかっていた。だからシーズン中じゃなく今でよかった。だけどフェニックスのような素晴らしい街を後にするのはやはり気が重い」

両チームの思惑は明らかだ。

ウィザーズが欲しかったのは即戦力。今季のウィザーズは、6年ぶりのプレーオフ進出を狙っている。昨季は怪我に悩まされたジョン・ウォールとブラッドリー・ビールのバックコートコンビだが、今年はフルな活躍が期待できそうだ。それだけでもウィザーズの先行きは明るい。

そこに故障中だったオカフォーの代わりにゴータットを加えたことで、チームの弱点だったフロントコート陣がずいぶんと頼もしくなった。ゴータットはここ2シーズンで13.4得点、9.3リバウンド、1.6ブロックを平均している。

一方のサンズは、即戦力の追加などさらさら念頭にない。すべては数年先を見据えたチームの土台作りだ。今回のトレードは、オカフォーよりもドラフト指名権(トップ12プロテクト*)を獲得できたことが大きい。[show_hide title=”「プロテクト指名権」(クリックで開く)”]NBAドラフトでは、プレイオフに進出できなかった14チームが、上位3位までの指名権を決めるロッタリー(抽選)に参加できる。このとき勝率が低かったチームほど、抽選で1位指名権を獲得する確率が高くなる。4位以下の指名は成績が低かった順。

「プロテクト指名権」とは、通常ドラフト指名権をトレードしたときに発生するもので、ドラフト権を放出した側が指定のドラフト順位を上回った場合、指名権は元のチームに戻されることとなる。

今回のケース(トップ12プロテクト)だと、もしウィザーズがプレイオフを逃し、リーグ全体の成績が下位18位を下回った場合(ドラフト指名順位が12位より上位に確定した場合)、サンズはトレードで得た指名権をウィザーズに返還しなければならない。[/show_hide]

これでサンズは、2014年のドラフトで最大4つの1巡目指名権を手にできる可能性がある(内3つがプロテクト)。まさにチームの将来をすべて懸けたオール・インだ。

2014年NBAドラフトは、レブロン以来の怪物と噂のアンドリュー・ウィギンス他、将来のNBAを牽引するであろう人材がこぞって立候補する予定。2003年ドラフトクラス並(レブロン、ウェイド、カーメロ)の豊作が期待されている。サンズが再建を図るには、ここが最大のチャンスだ。

▼2014年ドラフトの目玉選手10人

Thubnail by Keith Allison via Flickr

参考記事:「USA Today」

NBAのGMにアンケート、2013-14シーズンの予想はズバリ? 【画像】ニックスがオレンジ色の新ユニフォームを公開

Related Posts

ウィザーズ ヒート OT

ブログ

ウィザーズとヒート、オーバータイムでリーグ史上最少得点記録での決着へ

ジェイ・クラウダー 2022

ブログ

サンズとジェイ・クラウダーの決別は不可避か?「人は必要とされる場所で働くべき」

エイトン 契約

ブログ

元ドラ1のディアンドレ・エイトン、4年1億3300万ドルのマックス契約でサンズ残留へ

ブラッドリー・ビール 再契約

ブログ

ブラッドリー・ビールとウィザーズの再契約成立、『トレード拒否権』付きの5年スーパーマックス

特集

  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    2017年9月10日
  • 【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    2021年12月2日
  • トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    2018年9月7日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る

ランダム

  • コービー 左足首ねんざ【悲報】コービーが復帰未定の足首負傷、ダーティー・プレイか?
  • ウルブズ FG成功率ウルブズが今季リーグ最高のFG成功率68.4%でネッツを撃破
  • グラハム ブザービーターペリカンズのデボンテ・グラハムが18.6mの距離から奇跡のブザービーターに成功
  • スパーズ クリッパーズレナード不在のスパーズがグリフィン不在のクリッパーズに惨敗
  • マブス 50勝ダラス・マーベリックスが7年ぶりにシーズン50勝到達

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes