アンドレ・ドラモンドがステップバックで今季1本目のスリーに成功
デトロイト・ピストンズのアンドレ・ドラモンドは、デビューから5シーズンの公式戦で、これまでに合計13本のスリーポイントシュートを放ち、そのうちの4本を決めている。
ルーキーシーズンに初のスリーを決めた後、昨季はブザービーターのハーフコートショットとフルコートショットで2本目と3本目に成功。そして現地11日にAT&Tセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦で、ステファン・カリーチックなステップバックからショットクロックぎりぎりでキャリア4本目のスリーを沈めた。
24秒間ゴールを死守した後に、普段ジャンプショットを打たないビッグマンにイレギュラーなスリーを決められると、やられた方はどっと疲れる。
ドラモンドのスリーで3点差となったこの日の試合は、第3Q終盤あたりからスパーズが主導権を握り始め、第4Q残り6分で13点リードを確保。そこから一時5点差まで巻き返されたが、何とか最後まで逃げ切り、ホームでの連敗を3でストップさせた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
DET | 26 | 26 | 15 | 19 | 86 |
SAS | 28 | 21 | 26 | 21 | 96 |
スパーズ(6勝3敗)は、パウ・ガソルが16本中10本のフィールドゴール成功で、移籍後最多となる21得点、9リバウンド、6アシストの大活躍。他には、カワイ・レナードが17得点/4スティール、ラマーカス・オルドリッジが14得点/12リバウンドのダブルダブル、マヌとミルズがそれぞれ10得点を記録している。
敗れたピストンズ(4勝5敗)は、ドラモンドが20得点、17リバウンド、フリースロー3本中3本成功をマークした。
▼スパーズハイライト
なお今季のドラモンドは、フリースロー成功率でキャリア平均38.5%を大きく上回る55.3%を記録中(9試合で47本中26本)。オフシーズンにはVR技術を利用するなどして、メンタル面でのフリースロートレーニングにも励んでいたそうだ。
ボックススコア:「NBA」