アンソニー・デイビスの53得点ダブルダブルでペリカンズ6連勝
デマーカス・カズンズの負傷離脱により今季も絶望的かと思われたニューオリンズ・ペリカンズだが、アンソニー・デイビスの目覚ましい活躍ぶりでプレイオフ進出への希望をつないでいる。
デイビスは現地26日、本拠地スムージー・キング・センターで行われたフェニックス・サンズ戦で53得点、18リバウンド、5ブロックを記録して大暴れ。ペリカンズを125-116での勝利へと導いた。ESPNによると、ブロックショットが公式にトラックされ始めた1973-73シーズン以降で50得点/15リバウンド/5ブロック以上を記録したのは、ボブ・マカドゥーに次いで、デイビスが2人目だという。
前日にミルウォーキー・バックスとのオーバータイムゲームを戦い抜いたばかりのデイビスだが、サンズ戦ではまったく披露を感じさせないパフォーマンスでチームを牽引し、29本中16本のフィールドゴールと26本中21本のフリースローに成功。ペリカンズは第2Q中盤で17点ビハインドに陥るも、第3Qを38-24で上回って一気に試合をひっくり返し、連勝を6に伸ばした。
2月に入ってからのデイビスは獅子奮迅の活躍を続けており、10試合中5試合で40得点以上を獲得。その間に35.9得点、12.8リバウンド、2.5スティール、2.4ブロックを平均している。
一方で10連敗となったサンズは、デビン・ブッカーが40得点、10リバウンド、7アシストで奮闘。接戦となった第4Q終盤では、ドラガン・ベンダー、アレックス・レン、マーキース・クリスのビッグマン3人が6ファウルで退場となったため、スモールフォワードで新人のジョシュ・ジャクソンがデイビスのガードに回ることとなった。
▼ブッカー
ボックススコア:「NBA」