キングス新人のフォックスが残り14秒に逆転決勝ジャンパー
2017年ドラフトの全体5位指名でサクラメント・キングスに入団したディアロン・フォックスが、現地9日にホームで行われたフィラデルフィア・76ers戦の正念場で勝利をもたらすビッグショットを決めた。
この日のキングスは、6点ビハインドで迎えた第4Q残り1分30秒から攻守でファインプレイを連発し、7-0のランで試合をクローズして大逆転勝利を飾った。フォックスとギャレット・テンプルが連続でレイアップとスリーを決めて、残り50秒で1点差まで巻き返すと、続くシクサーズの攻撃では、ウィリー・コーリー・ステインがジョエル・エンビードのプットバックをブロックで阻止。
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逆転のチャンスを手にしたキングスは、タイムアウト明けのポゼッションでルーキーにボールを託す。この日はシューティングが不調気味だったフォックスだが、勝敗を分ける大事な場面でもまったく気後れすることなく、残り14秒にエルボーから逆転決勝点となるプルアップ・ジャンプショットを沈めた。
今季初の連勝を達成したキングス(3勝8敗)は、ザック・ランドルフがチームハイの20得点、コーリー・ステインが15得点をマーク。ヒーローとなったフォックスは、11得点、9アシストを獲得している。
一方で連勝が5でストップした76ers(6勝5敗)は、ジョエル・エンビードが22得点、15リバウンド、3ブロック、ロバート・コビントンがゲーム最多の24得点を記録。新人王最有力候補のベン・シモンズは、8本中6本のFG成功から18得点、6アシストをあげた。
ボックススコア:「NBA」