コービーがステイプルズセンターで復帰後初ダンク!!
度重なる怪我や長年にわたるハードワークにより、体が限界を迎えつつあるロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントだが、その脚力はまだ完全に失われてはいない。その証拠に、現地17日のヒューストン・ロケッツ戦では、ドライブからまるで全盛期のような躍動感あふれるダンクを見せつけた。
この不意打ち的なワンハンドスラムに、本拠地ステイプルズ・センターは大熱狂。レイカーズのベンチは総立ちになり、ドワイト・ハワードも思わず満面の笑顔を見せた。
「正直なところ、どこからあんな力が出てきたのかよくわからない。ケイシーJr.トレインのような感じさ。『やれるはずだ、やれるはずだ、やれるはずだ』ってね。ドリブルを1回、2回…、『足の調子がすごくいいな』と思った。それからジャンプしてみると、『おお、もっと高く上がれそうだ』と感じた。そして自分にこう言ったんだ、『どうせならダンクに挑戦してみるか』」
– コービー・ブライアント
※ケイシーJr.トレインは映画『ダンボ』に登場する列車。坂道を登る際に「I think I can, I think I can」という汽笛音をあげる。
この日のコービーは、フィールドゴール16本中9本を成功させ、チームハイの22得点、8リバウンド、3アシストをマークした。
第1Q中盤でロケッツに16点リードを奪われたレイカーズだが、後半に入ってから徐々に盛り返し、第4Q残り9分で81-76の5点差に接近。しかしそこから得点が大きく停滞して、再び二桁点差に突き放され、最終的に107-87で大敗を喫した。
ロケッツは、ジェイムス・ハーデンがゲームハイの25得点を記録。ハワードは18本中10本のフリースローを沈めて、16得点、15リバウンドのダブルダブルを獲得している。
ボックススコア:「NBA」