カイル・ラウリーが決勝ジャンプショットでキャリアハイ43得点
トロント・ラプターズのカイル・ラウリーが、現地26日にエア・カナダ・センターで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ戦で自己ベストとなる43得点を記録。同点で迎えた残り時間3.8秒には、トップ・オブ・ザ・キーでのアイソレーションから決勝点となるステップバック・ジャンプショットを沈め、ラプターズを99-97の勝利へと牽引した。
この日は最初の3ピリオドでキャブスに主導権を握られ、第3Q残り3分で73-60の13点ビハインドに陥ったラプターズだったが、そこからラウリーの大奮闘により猛反撃を開始。第3Q終了までに点差を一桁台に戻すと、第4Q開始から残り時間2分までの10分間にかけて25-15のランを展開し逆転に成功する。
その後ケビン・ラブの5連続得点で再び2点リードを奪われるも、ラスト1分でラウリーがステップアップし、決勝点を含む2本のフィールドゴールを沈めて勝ち越しを決めた。
▼カイル・ラウリー、キャリアハイ43得点
キャブス戦でのラウリーは43得点に加え、9アシスト、5リバウンド、4スティール、FG成功率75%(20本中15本)を記録。第3Q残り3分からは1度もチェックアウトすることなく最後までフロアに立ち、試合ラスト15分間で23得点を挙げるクラッチパフォーマンスを披露した。
「輝かしい僕の10年間のキャリアで初めての決勝点だ」
– カイル・ラウリー
ラプターズは他に、テレンス・ロスが15得点で勝利に貢献。キャブスはレブロン・ジェイムスが25得点/8リバウンド/7アシスト、ラブが20得点/9リバウンドをマークしている。これでラプターズは今季成績を39勝18敗とし、イースト1位のキャブス(41勝16敗)まで2ゲーム差に迫った。
なお、この日は両チームともブロックショット数0本を記録。Basketball Referenceによると、1試合で1本もブロックがなかった例は、2008年3月21日のレイカーズ対スーパーソニックス戦以来初だという。
ボックススコア:「NBA」