レブロンのゲームウィニング3P、ヒートがウォリアーズに逆転勝利
12日のヒート対ウォリアーズ戦で、レブロン・ジェームズが残り0.1秒で決勝点となるスリーポイントを沈めた。しかもステップバックのフェイダウェイで。しかも2点ビハインドという場面で!!
試合は後半開始早々にヒートが21点のリードを付けていたが、そこからウォリアーズが怒涛の追い上げをみせ、残り3分からは1ゴールを奪い合う大接戦に。両者一歩も譲らぬ展開の中、残り14秒でステファン・カリーがファウルを受けながらの3点プレーを決め、ついにウォリアーズが逆転に成功した。
これでウォリアーズが2点リード。後のなくなったヒートは、ハーフコートでレブロンにボールを託し、アイソレーションプレーへ。
ヒートにはタイムアウトが残っていたが、エリック・スポールストラHCはコールしなかった。「レブロンのリズムを壊さない方がいい。成功しようが失敗しようが、最高のプレーヤーに素晴らしいプレーをさせよう」と決断したそうだ。
マンツーマンでディフェンスについたアンドレ・イグドラは相当ドライブを警戒していたが、まさか勝ちを狙いにいくとは…。レブロンは見事ヘッドコーチの期待に応え、残り0.1秒で逆転スリーに成功。ヒートが111対110で劇的な勝利を収めた。
この日のレブロンは、36得点、13リバウンド、9アシストを記録する圧巻のパフォーマンス。ヒートはシーズン成績を37勝14敗とし、オールスターブレイクに入る。
試合後レブロンは、「優れたオフェンスは、優れたディフェンスに必ず勝る」と語った。
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