レブロン、ボッシュが熱唱: ヒートのチャリティーカラオケ大会「バティオケ」
「プロスポーツ選手だらけののど自慢大会!!」、ちょっと嫌な予感がするタイトルの響きだが、NBAスターたちの違う一面が見れてなかなか面白い。しかも目的がチャリティーなので、実に素晴らしいイベントだと思う。
27日、ヒートのシェーン・バティエが主催するチャリティーカラオケ大会がマイアミで開かれた。
その名も「バティオケ(Battioke)」!!(言うまでもなく「バティエ + カラオケ」の意)
毎年恒例となったこの慈善イベントには王者ヒートの豪華面々がこぞって参加し、得意の歌やラップを存分に披露した。
オープニングをつとめたのは、もちろん「バティオケ」の主催者であるバティエ。90年代ボーイバンドの衣装でステージに登場し、金髪のカツラをかぶったグレッグ・オデン、アジア人俳優ケン・チョンと共に、バックストリート・ボーイズのヒット曲『I want it that way』を熱唱した。
お次はヒートの絶対的エース、レブロン・ジェームズ。選んだ曲は、15年ほど前に一世を風靡したジュヴィナイルの『Back That Azz Up』(「ケツを突き出せ」の意)だ。歌の内容的に少しチャリティーイベントにそぐわない曲のような気もするが、そこはさすが「バティオケ」。放送禁止用語お構いなしのUncensored Versionで、ノリノリのレブロンがラップを披露した。
途中からは、これ系のラップソングがよく似合うマイケル・ビーズリーが登場。曲の最後にチームメイトにしか分かり得ない複雑な握手をして、2人はステージを後にした。
会場が十分に温まったところで、「ザ・ヒートルズ」がオンステージ。レブロン、ウェイド、ハスレムの3人が「The Heatles」と書かれたTシャツを着てマイクを握り、ロビン・シックの『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』を歌った。「The Heatles」のTシャツちょっと欲しい。
無意識の行動か…?レブロンがやたらと股間部分を触っているのが少し気になる。
クリス・ボッシュも負けじとトム・ジョーンズの『It’s Not Unusual』を熱唱して会場を大いに盛り上げた。
フィナーレは、メンバー全員による『Get Low』で締めくくり。
みんなとても楽しそうでなにより。この日の売上金は、バティエが運営する慈善団体「Battier Take Charge Foundation」を通して、恵まれない子供たちへの奨学金などとして活用される。
上で紹介した他にも、ヒートメンバーたちによる面白カラオケ動画がまだまだあるので、興味のある方は「Hot Hot Hoops」のYouTubeチャンネル、もしくはヒートのInstagramページをチェック。
Video:「YouTube」