【サンデーレポート Vol.36】3月9日~15日: ジャズのスタメンが大学チーム並みに若かった
NBA2014-15シーズン第20週の気になるニュースや動画をざっとまとめました。サンデーレポートは毎週日曜日にアップします。
【Vol.36】2014-15第20週 – 3月9日~15日
順位表(3月15日現在):
ウェスト | イースト | |||
1 | ウォリアーズ | 52-13 | ホークス | 51-14 |
2 | グリズリーズ | 46-20 | キャブス | 42-25 |
3 | ブレイザーズ | 43-20 | ラプターズ | 39-26 |
4 | ロケッツ | 43-22 | ブルズ | 40-27 |
5 | クリッパーズ | 42-24 | ウィザーズ | 38-28 |
6 | マブス | 42-25 | バックス | 34-32 |
7 | スパーズ | 40-24 | ペイサーズ | 30-35 |
8 | ペリカンズ | 36-29 | ホーネッツ | 29-35 |
9 | サンダー | 36-29 | ヒート | 29-36 |
10 | サンズ | 34-33 | セルティックス | 29-36 |
11 | ジャズ | 29-36 | ネッツ | 26-38 |
12 | ナゲッツ | 25-41 | ピストンズ | 23-43 |
13 | キングス | 22-43 | マジック | 21-46 |
14 | レイカーズ | 17-47 | シクサーズ | 15-51 |
15 | ウルブズ | 14-50 | ニックス | 13-52 |
今週の歴史
- 1965年3月11日 – ボストン・セルティックスのビル・ラッセルがデトロイト・ピストンズとの試合で、NBA歴代3位記録となる49リバウンドを獲得
- 1985年3月9日 – デンバー・ナゲッツのラファイエット・リーバーがインディアナ・ペイサーズとの試合で、1クォーターにおけるNBA最多記録となる8スティールを獲得
- 1987年3月10日 – ロサンゼルス・レイカーズのカリーム・アブドゥル=ジャバーがナゲッツ戦の第1Qにキャリア通算4194回目のファウルを記録。史上最もファウル数が多いプレーヤーとなった(通算記録は4657回)
- 1999年3月9日 – ヒューストン・ロケッツのアキーム・オラジュワンがキャリア通算3503本目のブロックショットをマーク。史上唯一3500本以上のブロックを記録した選手となる(通算記録は3830本)
- 2002年3月10日 – ユタ・ジャズのジョン・ストックトンがNBA史上初めて通算15000本以上のアシストを獲得したプレーヤーに。
- 2010年3月9日 – ミネソタ・ティンバーウルブズのケビン・ラブが52試合連続のダブルダブルを達成。それまでモーゼス・マローンが保持していたNBA/ABA合併以来のダブルダブル連続試合記録を塗り替えた
ニュース:
・カイリー・アービングは「コービーから学んだ」
現地12日のキャブス対スパーズ戦で、自己キャリアハイかつ球団最多の57得点を記録したカイリー・アービング。第4Qのラストプレーでは、同点のブザービータースリーを沈めて試合を延長戦に持ち込み、見事キャブスを勝利に導いた。
試合翌日、アービングはキャリアハイパフォーマンスついて、「コービーから学んだ」と近年最高のスコアラーに敬意を表した。
「すべてのショットを同じ形で打つことが大切。肘がリングを指してさえいれば、シュートが入る可能性は高い。そのことはコービー・ブライアントから学んだんだ」
シューティングは常に肘の先をリングに向けることが大切。ぜひ参考にしてみよう。
・ウェストブルックにフロッピング警告
NBAは現地13日、オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックに対してフロッピングの警告を与えた。
問題となったプレーは、12日に行われたサンダー対クリッパーズ戦でのスリーポイントアテンプト。ウェストブルックはファウルを貰おうとシュートを放ってから大袈裟に足を突きだし、その結果、コンタクトがなかったにもかかわらずフリースローが与えられた。
ウェストブルックがフロッピング警告を受けるのは今季1回目。2回目以降は罰金処分となる。
・ジャズのスタメン平均年齢が同州の大学チームよりも若かった
ユタ・ジャズが想像よりも若いチームだった。12日のロケッツ戦に先発出場したスターティングメンバーは、同じユタ州のNCAA強豪校ブリガムヤング大学(BYU)のスタメンよりも若かったのだ。
▼ジャズ(12日ロケッツ戦)とBYU(10日ゴンザガ大戦)のスタメン年齢
ジャズ | BYU | |
G | ダンテ・エグザム (19.24歳) |
カイル・コリングズワース (23.44歳) |
G | ロドニー・フッド (22.14歳) |
タイラー・ホーズ (23.92歳) |
F | ゴードン・ヘイワード (24.36歳) |
チェイス・フィッシャー (22.1歳) |
F | デリック・フェイバーズ (23.24歳) |
ジョシュ・シャープ (24.76歳) |
C | ルディ・ゴバート (22.26歳) |
コービン・カウフシ (23.44歳) |
平均 | 22.25歳 | 23.23歳 |
※via Reddit
NBAチームのスタメンが大学チームよりも若いとは、よく考えてみればとんでもないことだ。
・バルニャーニが好調?
2月初めに長期離脱から復帰したニックスのアンドレア・バルニャーニが調子を上げてきたっぽい。特に先発出場を果たしているここ9試合では、平均17.7得点、4.3リバウンド、FG成功率50%、3ポイント成功率54.5%を記録している。
バルニャーニは今季いっぱいでついにFAとなるので、この調子を維持できればそれなりのオファーがもらえるかもしれない。
画像:
1.マルコ・ベリネリ、イタリア版GQ誌の表紙を飾る
2.ジェイムス・ハーデンのシューティングマップ
動画:
1.カリーのバッドショットとスティーブ・カーHCのリアクション
2.ドック・リバースHCのリアクション(ではない)
3.アンソニー・デイビス、39得点、13リバウンド、8ブロック
4.ファンブル&ファンブル
5.…
6.チャンドラー・パーソンズ、クロスオーバー
7.ベニー・ザ・ブル
Thumbnail via YouTube