2015USAバスケットボール紅白戦ハイライト: ドラモンドがゲームハイの27得点
チームUSAの2015年ラスベガス・ミニキャンプ最終日となった現地13日、代表候補選手がブルー/ホワイトチームに分かれて戦う練習試合「USAバスケットボール・ショーケース」が行われた。
いろんな意味で「オフシーズンのオールスターゲーム」と呼ぶにふさわしい試合となった今年のショーケースは、レブロン・ジェイムスやケビン・デュラント、ステファン・カリーなど、多くのトップクラス選手たちが出場を辞退。ディフェンスはオールスターゲーム以上に適当で、両チームともノーマークのダンクやアリウープを連発するイージーな展開となった。
▼USABショーケースハイライト
試合は、ブレイク・グリフィンやデマーカス・カズンズ、クレイ・トンプソンなど、より多くのオールスターがいたチームホワイトが、134-128でチームブルーに勝利。カズンズがチームハイの24得点、11リバウンドを獲得した他、メイソン・プラムリーの20得点/11リバウンド、ブレイク・グリフィンの15得点をはじめ、出場選手9人中8人が二桁得点を記録した。
チームホワイトで唯一一桁得点だったドレイモンド・グリーンは、プレーメイキングに徹してゲームハイの10アシストをマークしている。
▼デマーカス・カズンズ
一方のチームブルーは、若手選手が大奮闘。アンドレ・ドラモンドがゲームハイの27得点、16リバウンドを記録した他、ビクター・オラディポが25得点、ハリソン・バーンズが21得点をそれぞれ獲得した。
▼アンドレ・ドラモンド
▼オラディポ、この日一番のファインプレー
白熱した攻防がみられなかったのは少し残念だが、オフシーズンのショーケースなので贅沢は言えない。とりあえず、昨年のポール・ジョージのような不幸な事故が起こらなくて良かった。
なお、試合をどこかで観ていたらしいクリッパーズのオースティン・リバースが、「出場した多くの選手よりも俺の方が上手い」と大胆なツイートを発信。「それを証明する。MIPを狙う」と来季への意気込みを示した。
ボックススコア:「USAB」