リーグ最年長のビンス・カーター、キャブス戦でシーズンハイ24得点
「どうして優勝候補ではなく、再建中のチームを選んだのか?」、ビンス・カーターは今夏にサクラメント・キングスと契約を結んで以降、メディアから何度も同じ質問を受けた。その問いに対するカーターの答えは常に同じ、「プレイしたい。チームに貢献しながら、若手の成長を手助けしたい。金だけもらってベンチに座り、チャンピオンシップチームに便乗するなんてのはごめんだ」
現地27日、直近3試合を欠場し、万全の状態でクリーブランド・キャバリアーズ戦に臨んだカーターは、ベンチから30分の出場で12本中10本のFGを成功させ、ゲーム最多の24得点を記録。特に終盤は、スコアリングだけでなくプレイメイキングでも活躍し、キングスを109-95での勝利へと導いた。
今季は二桁得点をあげられていなかったカーターだが、イースト王者相手についに“ヴィンサニティ”が復活。Basketball Referenceのデータによると、40歳を超えてから20得点以上を記録した選手は、カーター(3回)の他に、マイケル・ジョーダン(20回)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(16回)、ジョン・ストックトン(9回)、ロバート・パリッシュ(6回)、カール・マローン(4回)のレジェンド5人のみとなっている(マヌ・ジノビリは今季最多が18得点)。
ボックススコア:「NBA」