ヤニス・アデトクンボがニックスにアドバイス 「そろそろ僕の兄をロスターに加えるべき」
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボには、同じくプロバスケの世界に身を置く2歳年上の兄がいる。兄のサナシス・アデトクンボは2014年のドラフトで2巡目にニューヨーク・ニックスから指名を受けたが、サマーリーグの後に提携先のDリーグチーム「ウェストチェスター・ニックス」に送られ、まだNBA公式戦デビューを果たせていない。
ロンドンで行われるバックス対ニックスのインターナショナルゲームを前日に控えた現地14日、グリーク・フリークことヤニス・アデトクンボはチーム練習後のインタビューで、「そろそろ兄を起用すべきだ」とニックスに向けてメッセージを送った。
「サナシスは準備万端だ。ニックスにとって失うものは何もないと思うよ。現時点で15連敗しているし、明日にはそれが16連敗になる。失うものなんか何もないだろう。僕の兄は努力家で、チームに活気をもたらすことができる。それを見たチームメイトたちも彼から何か得られるはずだ」
– ヤニス
▼サナシス・アデトクンボ、Dリーグハイライト
兄サナシスの能力についてだけではなく、明日の試合の勝敗についても自信満々なグリーク・フリーク。それもそのはずで、今季のバックスはすでにホームとアウェイでニックスから2連勝を挙げている。
現在ニックスは3選手と10日間契約を交わしており、もうすぐロスターに空きができる見通し。また球団がアンドレア・バルニャーニのバイアウトを検討しているとの噂も出ている。なおバルニャーニは右ふくらはぎの負傷により、ロンドンでのバックス戦には出場しない。
ヤニスは、兄が間もなくNBAに昇格するはずだと確信している。
「16日までにサナシスがニックスのロスター入りすると思っていた。明日の試合で彼と戦えないのは少し残念だ」
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参考記事:「New York Post」