リアンドロ・バルボサが引退、ウォリアーズのコーチングスタッフ入りへ
現地9月14日、元NBAシックスマン賞受賞者のリアンドロ・バルボサが自身のインスタグラムを更新。現役引退を正式に発表した。
バルボサはインスタグラムの投稿で、「バスケットボールに出会ったのがいつだったか、正確には覚えていない。だけど僕の人生の過去20年間は、オレンジ色のボールを中心に回っていた」と、引退に向けた想いを綴っている。
さらに今後は、ゴールデンステイト・ウォリアーズのコーチングスタッフとして第2のバスケットボールキャリアを開始することを明かした。
「僕は自分自身を勝者だと考えている。サンパウロの貧困地区で育ったこの僕が、世界最高峰のリーグで850試合をプレイし、五輪やワールドカップでは母国のために100試合以上を戦った。NBAチャンピオンシップも勝ち取った。NBAでブラジル人が個人のアワードを獲得したのは僕が最初だ。自分の歩んできた軌跡を心から誇りに思うよ」
「新たな始まり、新たな道を歩む準備は出来ている。これからも慣れ親しんだオレンジ色のボールと共にある。僕は選手育成/メンターのコーチとしてゴールデンステイト・ウォリアーズに戻る。このことを発表出来て幸せな気分だ」
– レアンドロ・バルボサ
現役時代は圧倒的なスピードが売りだったバルボサは、2003年ドラフト28位指名でNBAデビュー。スティーブ・ナッシュ率いる「7 seconds or less」のフェニックス・サンズですぐに頭角を現し、2007年には自己最多の18.1得点/4.0アシストを平均して、シックスマン賞に輝いた。
またキャリア後半には、スティーブ・カー指揮下のウォリアーズで2シーズンをプレイ。ベンチ出場のガードとして、2015年の優勝に大貢献している。
▼スティーブ・カーHCもバルボサ加入に大興奮
なおチームからの正式発表はまだだが、『The Athletic』によると、昨季いっぱいでNBAから引退したショーン・リビングストンが、ウォリアーズのフロントオフィスに加わるのが決定しているとのこと。
2015年優勝期のメンバーが、違う形で再集結しつつある。
参考記事:「NBA」