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アンドリュー・ボガット 現役引退
2020 12 2

2015年NBA王者のアンドリュー・ボガットが現役引退を表明

アンドリュー・ボガット, 引退 0

オーストラリア史上最高のバスケットボール選手の1人と評されるアンドリュー・ボガットが、ついに現役引退を表明した。

現地11月30日、ボガットは自身のポッドキャスト『Rogue Bogues』で引退を宣言。すでに体が限界にきているらしく、今オフ中も足首や腰の怪我に悩まされ続けていたことなどを理由に挙げ、「難しい決断だったが、正しい決断だと思っている」と引退について語った。

「最近の体の状態を考えると、2021年のシーズンに臨むのは肉体的にも精神的にも厳しい。大量の鎮痛薬を使えばいけるかもしれないが、そこまでやるのは割に合わないよ」

「日常生活での健康、そして40歳、45歳、50歳になった時の健康を大切にしようと思い始めたんだ。『たかが6カ月程度のトレーニングじゃないか』、と思う人もいるかもしれないが、私はそれすら不可能なところにきている」
– アンドリュー・ボガット

またボガットは、東京五輪への出場辞退についても言及。本来であれば、今年8月に開催されるはずだったオリンピックの大舞台で有終の美を飾って引退したかったそうだ。

だがコロナ禍の影響で大会延期になったことを受け、2021年のオーストラリア代表チーム入りを断念することに決めたという。

https://twitter.com/andrewbogut/status/1333560489268285440

2005年ドラフト1位指名でNBAデビューしたボガットは、バックス、ウォリアーズ、マブス、キャブス、レイカーズの5球団でキャリア合計14シーズンをプレイし、9.6得点、8.7リバウンド、2.2アシスト、1.5ブロックを平均。

パスセンスとリム守備に優れたビッグマンで、キャリア序盤から怪我に悩まされ続けながらも、2015年プレイオフではウォリアーズの一員として初優勝。さらに翌2015-16シーズンには、NBA史上最高記録の73勝にコアの1人として大貢献した。

ボガットは2010年オールNBAサードチーム、2015年オール・ディフェンシブ・2ndチームなど、個人のアワードもいくつか受賞。2010-11シーズンには、リーグのブロック王に輝いている。

「ドラフト全体1位指名選手としては少し物足りないキャリアだった」、などと言われることもあるが、キャリア前半の怪我(特に2010年の右肘骨折)さえなければ、後のマーク・ガソル以上の万能センターになれるポテンシャルを秘めていたと思う。

NBAのスーパースターにはなれなかったボーガットだが、王朝期のゴールデンステイト・ウォリアーズを語る上で絶対に欠かせない存在。

特にチームディフェンスにおける影響力が絶大で、ドラフト35位指名からリーグ屈指のディフェンダーへと躍進を遂げたドレイモンド・グリーンは、「ボガットから守備について本当に多くを学んだ。俺がディフェンダーとして成功できたのはすべて彼のおかげだ」と2年前のインタビューで大絶賛していた。

▼ドレイモンドはボガットの引退表明にも祝福のメッセージ

Congrats on an amazing career big fella! Appreciate all you taught on the defensive end! @andrewbogut enjoy retirement Mate!

— Draymond Green (@Money23Green) December 1, 2020

「おめでとう。ディフェンスについていろいろ教えてくれた君に感謝している!ぜひとも引退生活を楽しんで欲しい」

またウォリアーズのスティーブ・カーHCも、ボガットのNBAキャリアを称えるツイートを投稿した。

Congrats & thank you to @andrewbogut on an amazing career. We couldn't have asked for a better fit at the center spot- a dominant defender who owned the paint, a brilliant passer/screener who blended perfectly with Steph&Klay, and a player with incredible feel. Well done Boges!

— Steve Kerr (@SteveKerr) December 1, 2020

「おめでとう、そしてありがとう。センターポジションの選手として、君ほどの適材はいなかったよ。ペイントエリアを支配できる素晴らしいディフェンダーであり、ステフ&クレイと相性抜群のパサー/スクリーナーだった。そして最高のセンスを持ったプレイヤーだった」

参考記事:「ESPN」

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