ベン・シモンズがデビュー4戦目でトリプルダブル達成
フィラデルフィア・76ersのベン・シモンズが、NBAデビューから4試合目となった現地23日のデトロイト・ピストンズ戦で21得点、12リバウンド、10アシストを記録。今季ルーキー第1号かつキャリア初のトリプルダブルを達成した。
シモンズはとても1年目の選手とは思えないほど、すでにプレイが洗練されている印象だ。パスセンスやコートビジョンはもちろんのこと、フットワークやバランスも良く、ディフェンスでも冷静な守りができている。
ESPNによると、キャリア最初の4試合まででトリプルダブルを記録した選手は、1967年のハンボーン・ウィリアムズ以来初。またシモンズはデビューから4試合すべてでダブルダブルを獲得しており、最後にこれを達成したルーキーは、ルイジアナ州立大学(LSU)の大先輩であるシャキール・オニール(1992-93)となっている。
「トリプルダブルを達成できて素晴らしい気分だ。でもそれ以上に試合に勝てたのが嬉しい」
– ベン・シモンズ
この日はシモンズの他にも、ジョエル・エンビードが30得点、9リバウンドで大活躍。シクサーズは、試合を通して1度もピストンズにリードを譲ることなく、第4Qに一時3点差まで詰め寄られたが何とか逃げ切り、今季初勝利を手にした。7連敗でスタートした昨季、そして18連敗で始まった2015-16シーズンから考えると大きな進歩だ。
▼プロセス
ボックススコア:「NBA」