ブルズがスパーズの開幕ロード連勝記録をストップ
シカゴ・ブルズが現地8日、本拠地ユナイテッドセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦に95-91で勝利。スパーズの開幕ロード連勝記録を、歴代最長まであと一歩の13勝で終わらせた。
▼NBA開幕ロード連勝記録
シーズン | 連勝 | |
ウォリアーズ | 2015-16 | 14 |
スパーズ | 2016-17 | 13 |
ニックス | 1969-70 | 12 |
過去2シーズンをシカゴで過ごしたパウ・ガソルにとって移籍後初の古巣凱旋だったこの日の試合は、前半を45-32でアウトスコアしたブルズが大部分でペースをコントロール。スパーズは、後半になってからショットが決まり始め、最大18点ビハインドから第4Q残り1分50秒にカワイ・レナードのプットバックダンクで4点差まで巻き返したが、続くポゼッションでパスミスからターンオーバー、さらにディフェンスではブルズに連続でオフェンスリバウンドを奪われ、逆転のチャンスをものにすることができなかった。
▼D.ウェイドはプレーメイクでも大活躍
https://twitter.com/chicagobulls/status/807084641366765568
ブルズは、ドウェイン・ウェイドがチームハイの20得点、ジミー・バトラーが13得点をマーク。レイジョン・ロンドは12得点、10リバウンド、9アシストとあと少しでトリプルダブルの活躍をみせた。
敗れたスパーズは、レナードがゲームハイの24得点、パティ・ミルズが16得点をそれぞれ記録。前半はオープンショットがことごとく外れ、第1Q~第2Qでスリー11本中1本、さらに試合を通してフリースロー本数がわずか5本(4本成功)とシューティングファウルをまったく稼げなかった。今季は昨季以上にスロースタートが大きな問題となっている。
▼レナードは第4Qに10得点
スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、試合後のインタビューで「過去10試合と同じく、再び24分しかプレーしなかった」とコメント。「試合が48分だということをチームとして学んでいない」と厳しい言葉を残している。
「選手たちはいつでもプレーできる状態でいるために大金を貰っている。それが彼らの仕事なんだ。もし配管工がちゃんとした仕事をしなかったら、職を失ってしまう。配管工はペップトークなど必要としないはずだ。もし医者が手術でヘマをするようなら、もはや彼を医者とは呼べないだろう。バスケットボールプレーヤーであるならば、常に(プレーする)準備ができていなくてはならない。それが大人というもの。それが彼らの仕事だ」
– グレッグ・ポポビッチ
ボックススコア:「NBA」