キャブスがウィザーズのホーム連勝記録をストップ、レブロンは新たな“史上初”
クリーブランド・キャバリアーズが現地6日、ベライゾンセンターで行われたワシントン・ウィザーズとの試合に、オーバータイムに及ぶ死闘の末、140-135で勝利。12月8日から続いていたウィザーズのホーム連勝記録を17で終わらせた。
この日の試合でキャリアベストとなる17アシストをマークしたレブロン・ジェイムスは、第1Q~3Qだけで15アシストをあげると、第4Qはシューティングタッチが冴えわたりスリーを連続で決め、ピリオド13得点で終盤のキャブスを牽引。残り時間6秒には、逆転のオープンレイアップに失敗するという痛恨のミスを犯してしまうも、3点ビハインドで迎えた次のポゼッションでは、ケビン・ラブからの絶妙なフルコートパスをキャッチし、残り0.3秒で試合を延長戦に持ち込むミラクルショットを沈めた。
延長戦に入ると、レブロンが開始1分で6ファウルにより退場してしまうが、今度はレギュレーションで不調気味だったカイリー・アービングがリズムをつかみ、OT11得点でオフェンスをテイクオーバー。ウィザーズはジョン・ウォールやブラッドリー・ビールらが奮闘して、残り1分20秒で2点リードを奪取するが、そこからアービングが7連続得点をあげて試合をひっくり返し、キャブスに勝利をもたらした。
▼アービングの2連続クラッチショット
キャブスは、ケビン・ラブが39得点、12リバウンド、3アシスト、3スティールで大活躍。ティップオフ前には、New York Daily Newsが匿名の関係者から得た情報として「レブロンがラブを放出してでもカーメロを欲しがっている」と報じていたが、ラブはその噂に乱されることなく、シーズンベストなパフォーマンスでしっかりと存在感をアピールした。
なおレブロン本人は試合後、New York Daily Newsの記事について「くだらないウソだ」と全否定している。
一方で、ホーム連勝記録が途絶えたウィザーズは、ブラッドリー・ビールが41得点/8アシスト、ジョン・ウォールが22得点/12アシストをマークした。
▼ウォールのナイスアシスト
得点/アシスト/スティールで歴代20位超え
この日のレブロンは、キャリアハイ17アシストの他にも、32得点、7リバウンド、2スティールを獲得。キャリア通算スティール数(1725)でマジック・ジョンソンを追い抜き、得点(8位)/アシスト(13位)/スティール(20位)の3項目で歴代20位入りを果たした史上初の選手となった。
Image by Keith Allison
ボックススコア:「NBA」