過去10シーズンをグラフで見る: NBA30チームの栄枯盛衰
今年もNBAシーズン開幕まであとわずかに迫ったが、みなさんの応援するチームは現在どちらの方向に向かっているだろう。上昇気流に乗り始めたところか、それとも大転落の真っただ中か?
以下は、過去10年間における各チームの「ネットレーティング(NetRtg)」をまとめたグラフ。2005年~2014年の10シーズンで、それぞれのチームがどんな道を歩んで今にたどり着いたのか、大まかなトレンドがわかる。
※NetRtg=100ポゼッションあたりの得失点差(100ポゼッションにつき相手チームよりもどれだけ多く点を獲得したか)
<グラフ作成者: wasntagoodidea – Reddit/r/nba>
アトランタ・ホークス
ボストン・セルティックス
過去10年間で、1シーズンのNetRtg、および前季比上昇率が最も高かったチームは2007-08シーズンのセルティックス。この年のセルティックスはシーズン成績で66勝16敗を記録し、NBA制覇を果たしている。
ブルックリン・ネッツ
シャーロット・ホーネッツ(元ボブキャッツ)
2011-12シーズンのホーネッツは、過去10年でリーグ最低のNetRtgを記録。
シカゴ・ブルズ
デリック・ローズの躍進と共にNetRtgが急上昇し、デリック・ローズの怪我と共に急降下。それでもプラス域を維持するとはさすがブルズ。
クリーブランド・キャバリアーズ
2010-11シーズンの下落率は過去10年でリーグ最大。2010年に何かあったっけ?
ダラス・マーベリックス
非常にコンスタント。NetRtgがマイナスに転じた2013年は、マブスが過去14年間で唯一プレーオフを逃したシーズンだ。
デンバー・ナゲッツ
マブスと同じくとても安定感がある。カーメロ・アンソニーのドラフト以来、10年連続でプレイオフ進出を果たしたが、昨季は怪我に悩まされロッタリーチームに終わっている。
デトロイト・ピストンズ
00年代中盤は常勝チームだったピストンズも、チャンシー・ビラップスをトレード放出した2008年からずっと低空飛行。
ゴールデンステイト・ウォリアーズ
ウォリアーズの未来は明るい。
ヒューストン・ロケッツ
インディアナ・ペイサーズ
ここ数年で着実な成長を遂げてきたペイサーズだが、ポール・ジョージ離脱とランス・スティーブンソン移籍で今季は厳しい戦いになりそう。
ロサンゼルス・クリッパーズ
クリス・ポールが移籍して以来、一気に勝ち組に生まれ変わった。
ロサンゼルス・レイカーズ
10年間でプレイオフを逃したのは、NetRtgがマイナスを記録した2005年と2014年。
メンフィス・グリズリーズ
マイアミ・ヒート
ミルウォーキー・バックス
ミネソタ・ティンバーウルブズ
ニューオリンズ・ペリカンズ
ニューヨーク・ニックス
ここ数年は順調に上がっていたが、昨季にクラッシュ。カーメロ・アンソニーはデビュー以来初めてプレーオフ進出を逃した。
オクラホマシティー・サンダー
オーランド・マジック
ドワイト・ハワードがいた頃は強かった。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
フェニックス・サンズ
ポストナッシュの低迷期をそろそろ抜け出せるか?
ポートランド・トレイルブレイザーズ
昨季は2000年以来初となるプレイオフ第2ラウンド進出を達成。
サクラメント・キングス
サンアントニオ・スパーズ
過去10年を通してNetRtgをプラス域にキープし続けることができたのは、NBA30チーム中スパーズだけ。タイトルを獲得した2005年、2007年、2014年はやはりNetRtgが高い。
トロント・ラプターズ
昨季は球団史上最多のシーズン48勝を記録!!
ユタ・ジャズ
ワシントン・ウィザーズ
Thumbnail by jmtimages/Flickr
ソース:「Reddit」