デアンドレ・ジョーダンが2011年以来初の欠場、連続出場記録は360試合で終了
ロサンゼルス・クリッパーズのデアンドレ・ジョーダンが、肺炎により現地13日にステイプルズ・センターで行われたマイアミ・ヒート戦を欠場。現役選手の中で最長だった連続出場記録が360試合で途絶えることとなった。
ジョーダンが最後に試合を欠場したのは、2011年3月23日のワシントン・ウィザーズ戦。その時も今回と同じく軽度の肺炎が原因だ。それ以来約5シーズンに渡り鉄人ぶりを発揮してきたが、さすがに病気には勝てなかった。これで現在継続中の連続試合出場記録は、クリーブランド・キャバリアーズのトリスタン・トンプソン(324試合)にバトンタッチとなる。
なおジョーダンの360試合連続出場は、バッファロー・ブレーブス時代のランディ・スミス(595試合)に次いで球団史上最多2位の記録だった。
▼現役プレーヤーの連続出場記録
試合数 | |
デアンドレ・ジョーダン | 360(終了) |
トリスタン・トンプソン | 324 |
ジェフ・グリーン | 281 |
ジョーダンに加え、ブレイク・グリフィンも離脱中で、先発ビッグ2人が不在となったクリッパーズだが、13日の試合では104-90でヒートに快勝。第2Q中盤で16点ビハインドに陥るなど、前半は苦戦したが、第3Qを34-17のダブルスコアで圧倒して一気に10点リードを奪うと、最後のクォーターは二桁点差を維持したまま終え、10連勝を達成した。
この日のクリッパーズは、ジョーダンの代わりにスタメンセンターに入ったコール・オルドリッチが、チームハイの19得点、7リバウンドを記録。さらにクリス・ポール(12アシスト)、ポール・ピアース、ジャマール・クロフォードの3選手がそれぞれ15得点を挙げた他、J.J.レディックが25分の出場で12得点を獲得している。
▼オルドリッジは第3QにCP3とのピック&ロールで大暴れ
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参考記事:「NBA」