デマーカス・カズンズがついにウォリアーズデビュー!
ついにこの日が来た。
NBAでは現地18日、ステイプルズ・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・クリッパーズが対戦。この日の試合で注目を集めたのは、アキレス腱断裂の重傷から1年のリハビリを経て戦線復帰したデマーカス・カズンズのウォリアーズデビューだ。
センターポジションで先発出場したカズンズは、開始1分30秒にケビン・デュラントのアシストから豪快なワンハンドダンクを叩き込み、インパクト大な形でさっそく新チームでの初得点を獲得。
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カリーとトンプソンを逆サイドに置いて、KDとカズンズがサイド・ピック&ロールを展開。恐ろしすぎる布陣…。
当然ながらカズンズのコンディションはまだまだ100%ではない。ウォリアーズのオフェンスシステムに馴染むのにも、まだ時間がかかりそうだ。この日もファウルトラブルに陥り、出場時間が大きく制限されたが、それでもカズンズのスキルレベル、そして完全体ウォリアーズのポテンシャルの高さを十分に披露できた試合になったと思う。
第4Q序盤には、右ウィングから2本連続でスリーに成功。
https://twitter.com/warriors/status/1086499706149122048
続いて、エルボーでのポストアップからダブルチームを引き付け、逆サイドのアンドレ・イグダーラに絶妙なクロスコートパスを放った。カズンズのプレイメイク力はウォリアーズにとって強力な武器になる。
▼これこれ!
https://twitter.com/TheRenderNBA/status/1086498732273737728
このカズンズの連続ファインプレイにより、ウォリアーズはリードを18点に広げて完全に主導権を握り、112-94でクリッパーズに快勝。ただカズンズはこの直後に6つ目のファウルをコールされて退場となった。何ともカズンズらしい復帰戦だ。
なおこの日の試合は、カズンズにとってキャリア50回目のファウルアウト。カズンズがデビューした2010年以降のリーグで、2位のアミール・ジョンソン(24回)に倍以上の差をつける大記録となる。
「自分がまだダンクできると知れただけで嬉しい。あれが復帰後最初のフィールドゴールになるなんて想像もできなかったよ」
– デマーカス・カズンズ
最終的にカズンズは、15分の出場で14得点、6リバウンド、3アシストをマーク。連勝を7に伸ばしたウォリアーズは他に、ステフィン・カリーが28得点、ケビン・デュラントが24得点をマークした。
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今まであまり実感がなかったが、カズンズがウォリアーズにいるなんて、考えれば考えるほどチートだ。
ちなみにクリッパーズは、ブレイク・グリフィンがスティーブ・バルマーの握手を拒否してから4連敗を喫している。
ボックススコア:「NBA」