デビン・ブッカーがシーズンハイ58得点、後半24点差からサンズを勝利に牽引
NBAでは現地12月17日、ウェスト2位のニューオリンズ・ペリカンズと4位のフェニックス・サンズが対戦。オールスターのデビン・ブッカーが自己シーズン最多の58得点をマークする大活躍を見せ、サンズが118-114でペリカンズを下した。
この日のMVPだったブッカーは、42分のプレイタイムで35本中21本のフィールドゴールに成功。特に後半でのゾーン状態ぶりが凄まじく、第3Q残り3分30秒から第4Q残り7分40秒にかけて25連続得点をあげて完全に試合をテイクオーバーし、一時は24点ビハインドに陥っていたサンズを大逆転勝利に導く。
ブッカーがマークした58得点は、ジョエル・エンビードの59得点に次ぐ今季リーグ2位の記録。今シーズンに複数回の50得点超えを達成しているのも、ブッカーとエンビードのみとなっている。
ペリカンズは終盤になってブッカーにダブルチームやトラップを徹底し始めるが、するとブッカーは司令塔へとプレイモードを切り替えて相手守備を翻弄。サンズは第4Q残り5分24秒にリードを奪うと、そのまま逃げ切った。
シーズン18勝12敗としたサンズはブッカーの他、クリス・ポールが18得点/8アシストで大逆転劇に貢献。一方で敗れたペリカンズ(18勝11敗)は、ザイオン・ウィリアムソンが15本中12本のFG成功から30得点/9アシストと、引き続き支配的なパフォーマンスで奮闘した。
昨季プレイオフの第1ラウンドで、6試合に及ぶ熱戦を繰り広げたサンズとペリカンズ。今季はシーズン前半の時点ですでに4試合を戦っており、2勝2敗で引き分けている。
ボックススコア:「NBA」