TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ステファン・カリー
2014 1 25

ケビン・デュラント「ステファン・カリーはバスケ史上最高のシューター」

ケビン・デュラント, シューター, ステファン・カリー, スリーポイント, ナンバーワン 2

歴代NBA選手で“No.1シューター”は誰だと思います?レイ・アレンか、それともレジー・ミラー?ラリー・バード?他にもたくさん候補はいると思うが、どうやら最近は“ステファン・カリー”という説が有力な様子。あのデュラントさんがそう言うのだから、きっとそうなんだろう…。

先日、Twitterでファンから「あなたとカリー、スリーポイント対決でどっちが勝つと思う?」と尋ねられたケビン・デュラントは、「もちろんカリーだ。歴代最高のシューターだ」と回答した。

Steph any day, best shooter to ever play RT @nickyokoyama: @KDTrey5 You or Steph Curry in a 3-Point Contest?

— Kevin Durant (@KDTrey5) 2014, 1月 23

競争心が人一倍強いはずのNBAトッププレーヤーが、スリーポイントという限られた分野にせよ、この相手にはまず勝てないと自ら認めるのはとても珍しい。

正直なところ、今の時点でステファン・カリーを“バスケ史上最高のシューター”と呼ぶのは早すぎる気がする。まだプロ5年目で、NBAファイナルやカンファレンス決勝といった大舞台で活躍した経験もない。

しかし、カリーが“最高のシューター”に向けて順調に階段を昇っていることは疑いの余地もない。

カリーってすごい

1.

まずカリーの「シーズンスリーポイント成功数記録」。カリーは2012-13年レギュラーシーズン中に272本のスリーポイントシュートを成功させ、それまでレイ・アレンが保持していた1シーズン成功数記録(269本)を塗り替えた。さらに凄まじいのが、スリー成功率45%以上でこれをやってのけたところだ。

▼カリー、2012-13シーズンスリー総集編

2.

以下は、カリー、レイ・アレン、レジー・ミラーの3選手を、デビューから最初の4シーズンのスリー成功数で比較したもの。カリーがいかに突出しているかがわかる。

カリー アレン ミラー比較
via @chrislittmann/twitter

カリーの出場試合数が他の2人に比べて大幅に少ないのもポイントだ。※ミラー(320試合)、アレン(295試合)、カリー(258試合)

3.

これは、過去5年間のいずれかのシーズンで3Pアテンプト数が6本以上を平均した選手を比較したグラフ。縦軸がスリー成功率、横軸が1試合のスリーアテンプト平均(3PA)となっている。

via imgur

カリーだけ住んでいる惑星が違う。

4.

これらのスタッツに加え、カリーが他のシューターと一線を画すのは、自分自身でシュートをクリエイトできるところだ。通常、成功率の高いシューターは絶妙なアシストやスクリーンを必要とするが、カリーはステップバックやクロスオーバーでスペースを作って、一人でバンバン決めてくる。

「Basketball-Reference」によると、カリーが2012-13シーズンに決めたスリーの内、アシストを必要としたのはわずか60.2%。これに対して、歴代2位のスリー記録を持つレイ・アレンの2005-06シーズンをみると、75.1%のスリーがアシストからのシュートだった。

※   ※   ※

とまあ、いろいろとデータを持ち出してみたが、現時点でカリーを歴代の伝説シューターたちと並べるのは早い。まだまだ証明しなくてはならないことがたくさんある。しかし10年後には、“歴代No.1シューター”の議論で確実にカリーの名前が挙がってくるはず。

今季のカリーは、デビューして以来はじめてスリーポイント成功率が4割を下回っている。その一方で、平均得点、特にアシスト数は大幅に伸びており、プレーヤーとして成長しているのは間違いない。

Thumbnail by Keith Allison via Flickr

参考記事:「Bleacher Report」

オールスター2014のスタメンが決定!!カリー、ジョージが初先発 【サンデーレポート Vol.9】1月20~26日:両カンファレンスで新記録続出

Related Posts

ケビン・デュラント セルティックス

ブログ

セルティックスがKD獲得に関心?ジェイレン・ブラウンをネッツにオファーか

ケビン・デュラント 暴言 罰金

ブログ

ネッツのケビン・デュラント、観客への暴言で2万5000ドルの罰金処分

デュラント 53得点

ブログ

デュラントがキャリア2番目の53得点、NY対決でネッツを勝利に牽引

ケビン・デュラント 復帰 2022

ブログ

デュラントが復帰戦で31得点も敗北、バトラー&ラウリー不在のヒートがネッツに勝利

特集

  • 2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2021年9月1日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    2020年6月27日
  • グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    2022年2月4日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    2021年11月20日

NEW

  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2022-23 第14週レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • ウィリー・グリーン ダンク【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第13週 2022-23ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • レブロン・ジェームズ 48得点レブロンが今季自己ベスト48得点、38歳になってから3度目の40点ゲーム
  • シェングン トリプルダブル2年目センターのアルペレン・シェングンがロケッツ史上最年少でトリプルダブル達成
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第12週 2022-23ミッチェルとレブロンが2022-23第12週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
  • ズバッツ チアリーダー【ハイライト】LACのイビツァ・ズバッツ、敵チアリーダーの輪に囚われてしまう
  • 月間賞 2022年12月2022年12月のNBA月間賞:エンビードとドンチッチの海外勢がプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス
  • ドノバン・ミッチェル 71得点ドノバン・ミッチェルが71得点でキャブス新記録樹立、コービー以降でNBA最多
  • ニコラ・ヨキッチ 30得点トリプルダブルヨキッチが0ターンオーバーで30得点トリプルダブル、ナゲッツが首位セルティックスを撃破

ポピュラー

  • レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
    レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • 【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
    【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
  • ステフィン・カリーが通算得点で歴代ウォリアーズ1位に
    ステフィン・カリーが通算得点で歴代ウォリアーズ1位に
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
    バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
  • レブロンが今季自己ベスト48得点、38歳になってから3度目の40点ゲーム
    レブロンが今季自己ベスト48得点、38歳になってから3度目の40点ゲーム
  • ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
    ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • 【ハイライト】LACのイビツァ・ズバッツ、敵チアリーダーの輪に囚われてしまう
    【ハイライト】LACのイビツァ・ズバッツ、敵チアリーダーの輪に囚われてしまう
  • ジョーダンの偉大な「得点記録」、レギュラーシーズンとプレイオフの平均得点が歴代1位
    ジョーダンの偉大な「得点記録」、レギュラーシーズンとプレイオフの平均得点が歴代1位

ランダム

  • 2018オールスター投票 第2次集計2018オールスター投票第2次集計: レブロンが1番人気を奪還
  • ドンチッチ 月間トリプルダブルドンチッチが史上3人目の快挙、月間30得点トリプルダブル達成
  • ドンチッチ ノールック【ハイライト】ルカ・ドンチッチが究極のノールック・パスを披露
  • レイカーズ 2021-22ロサンゼルス・レイカーズがレギュラーシーズン敗退、レブロンのチームで過去最低成績
  • デジャンテ・マレー キャリアハイスパーズ新人のデジャンテ・マレー、ナゲッツ戦でキャリアハイ24得点

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2023
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes