エンビードとザイオンが2022-23第8週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
NBAは現地12月12日、2022-23シーズン第8週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表。イーストからフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビード、ウェストからニューオリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが選出された。
今季2度目の選出となったエンビードは、12月5日から11日に出場した3試合でリーグ首位の43.3得点、10.3リバウンドを平均し、シクサーズを週間2勝1敗に牽引。11日のシャーロット・ホーネッツ戦では、53得点/12リバウンドのモンスターダブルダブルで大暴れした。今季リーグで複数回の50得点ゲームを達成したのは、今のところエンビードのみとなっている。
エンビードにとっては、今回でキャリア通算9回目のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞。76ersの選手としては、2016年に殿堂入りしたアレン・アイバーソン(20回)に次ぐ球団歴代2位の記録だ。
▼53得点!
昨季全休から完全復活した様子のウィリアムソンは、先週に出場した3試合で33.0得点、8.3リバウンド、FG成功率70.4%を平均。全盛期のシャック並みに支配的なスタッツを記録し、ペリカンズを週間3勝0敗に導いた(12月13日時点で18勝9敗のウェスト首位タイ)。
ウィリアムソンは今回がキャリア初のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出。ペリカンズの選手としては、球団史上9人目の快挙となる。
2022-23シーズン第8週は他に、ネッツのカイリー・アービングが2試合で33.0得点、ケビン・デュラントが31.5得点を平均してチームを連勝に牽引。今季ネットは開幕2勝6敗の苦境から大きく立て直しており、現在は17勝12敗のイースト4位に浮上している。
ウェスタンカンファレンスでは、ブレイザーズのデイミアン・リラードが週間リーグ3位の38.0得点、マブスのルカ・ドンチッチが29.3得点/10.3アシスト、OKCのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーとウォリアーズのクレイ・トンプソンがそれぞれ28.0得点を平均と、ガード陣が大活躍した。
▼第8週のベストダンク集
参考記事:「NBA」