ジョエル・エンビードがシーズン平均30得点超え、センターとして40年ぶりの快挙
シャキール・オニールやアキーム・オラジュワン、デイビッド・ロビンソンなどNBA史を代表するレジェンドセンターでも成し遂げられなかった偉業だ。
フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは現地9日、ウェルズファーゴ・センターで行われたインディアナ・ペイサーズとのホームゲームで41得点、20リバウンドの大暴れ。チームを133-120での圧勝に導いた。
これでエンビードは、今季平均30得点以上を確定。シーズンの平均得点で30得点を上回るのは、センターポジションの選手としてNBA史上6人目、1981-82シーズンのモーゼス・マローン以来40年ぶりとなる。
他に30ppgを達成した歴代センターは以下の5人:
- ウィルト・チェンバレン(7回)
- カリーム・アブドゥル・ジャバー(3回)
- ウォルト・ベラミー
- ボブ・マカドゥ
- モーゼス・マローン
2021-22得点王
今季のエンビードは、68試合の出場で30.6得点を平均。ヤニス・アデトクンボ(29.9得点)に0.7得点差を付け、2021-22シーズンの得点王に輝いた。
▼2021-22得点ランキング
- ジョエル・エンビード:30.6得点
- ヤニス・アデトクンボ:29.9得点
- ルカ・ドンチッチ:28.4得点
- トレイ・ヤング:28.4得点
- デマー・デローザン:27.9得点
センターの選手が得点王となるのは、2000年のシャキール・オニール以来22年ぶりだ。
なお今季76ersは現地10日にデトロイト・ピストンズを118-106で破り、シーズンをイースト4位の51勝31敗で終了。プレイオフ第1ラウンドでは、48勝34敗で5位シードのトロント・ラプターズと対戦する。
ボックススコア:「NBA」