【ハイライト】ジョエル・エンビード、強烈なワンハンドダンクでジャレット・アレンを破壊
NBAで最も熱狂的なアリーナの一つと言われる76ers本拠地のウェルズファーゴ・センターが、今年一盛り上がった瞬間かもしれない。
現地12日に行われたキャブス対76ersの第2Q終盤、オールスターのジョエル・エンビードがジャレット・アレンをワンハンドで豪快にポスタライズ。今季ダンク・オブ・ザ・イヤーの有力候補に数えられるべき超強烈な一発だった。
やはり“ビッグonビッグ”のポスタライズダンクは迫力が凄い。
エンビード自身もこのダンクをかなり気に入った様子で、試合後には「GODZILLA」のつぶやきを添えてポスターの瞬間の写真をツイートしていた。
40/10/10
この日のエンビードはアレンへのポスタライズの他にも、得点面ではもちろんプレイメイクでも大活躍。アレンとエバン・モーブリーのビッグコンビをスキルとパワーで圧倒しながら33分の出場で40得点、14リバウンド、10アシストのトリプルダブルをマークし、76ersを103-93での勝利に牽引した。
第4Qには自らオンボールでファストブレイクを展開し、カウントワンスローのレイアップに成功。
7フッターのセンターにこんなプレイをされるとどうしようもない。
▼フルハイライト
76ersの選手が40得点以上でのトリプルダブルを記録するのは、ウィルト・チェンバレンに次いでエンビードが球団史上2人目となる。
なおチェンバレンは、76ersとしてプレイした3シーズン半で合計3回の40得点トリプルダブルを達成。その内の一つは、53得点/32リバウンド/14アシスト/FG29本中24本成功という恐らく半永久的に再現不可能であろう凄まじいスタットラインだった。
現在76ersは34勝22敗のイースト5位。首位ヒートとの差はわずか2.5ゲームで、ここからジェームズ・ハーデン加入で一気にトップシードに浮上する可能性は高いと思う。
ボックススコア:「NBA」