TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
レブロン キャブス 悪い習慣
2014 11 6

レブロン・ジェイムス 「キャブスには悪い習慣が身についている」

キャブス, ブレイザーズ, レブロン・ジェイムス, 不調, 悪い習慣 3

レブロンどうした!?4日のクリーブランド・キャバリアーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦から受けた印象だ。

この日のキャブスは101対82でブレイザーズに大敗。レブロン・ジェイムスは12本中4本のシュート成功数で11得点に終わった。第1Qだけで9得点の好スタートを切ったものの、中盤から大失速し、後半は1ポイントも挙げていない。レブロンが後半無得点に抑えられたのは12シーズンのキャリアで2度目。稀にみるバッドゲームである。

今の時点でキャブスがかみ合っていないのは仕方がない。レブロンにしても、世界一のプレーヤーとはいえ波に乗れない日があって当然だ。

ただ4日のブレイザーズ戦、特に後半からは、調子が悪いというよりも、プレーがあまりにも消極的すぎた印象を受けた。レブロンはほとんどボールを要求することなく、パスが回ってきてもすぐ横に流し、スリーポイントラインのあたりでプレーを見守っているだけ。そんなシーンが度々見られた。

このアグレッシブさを欠くパフォーマンスについて、どうやら本人には思惑があったらしい。試合後のインタビューで「調子を上げるのが難しかったのか?」という質問に対し、レブロンは次のように語った。

「いや、今は他のことをやろうとしている。勝つためには何が必要なのか、そのことをチームに植えつけようとしている。俺の使命は1試合の勝敗だけじゃないんだ。勝利を掴むためには複数のことをやらなければならない。ボールを共有して、ディフェンスをしなければならない。最後に勝つめには自己を犠牲にしなくてはならないんだ。当然ながら、このプロセスの途中は最も楽しい部分ではないよ。だけどトンネルの終りは見えている」

「勝利するためには何が必要なのか」、チームがそれを理解するまでには長いプロセスがかかるとレブロンはみている。

「ここ数年間でキャブスはたくさんの負けバスケを経験している。いずれ勝利に貢献するであろうチームメイトたちの多くは、これまでに意味のある試合をプレーした経験があまりないんだ。すべてのポゼッションが重要な意味を持つ、そんな状況にたどり着いたとき、俺たちはボールをシェアして、ボールを動かさなければならない。チームが一つになって、セルフィッシュさを捨てなければならない。そうすればさらに良いチームになる」

また、「キャブスには悪い習慣が身についている」とも指摘した。

「悪い習慣がたくさんある。2,3年の間で悪い習慣が蓄積されている。そういうスタイルのプレーに慣れていると、悪い習慣を取り除くのは大変な作業だよ。だけど俺は手助けするためにやって来た。それが俺の仕事だ」

「キャブスの状況は予想以上に悪いか?」という質問に対して、レブロンは首を横に振り「予想通りのチャレンジだ」と答えた。

※   ※   ※

4日のブレイザーズ戦で、カイリー・アービングはシュート成功数が17本中3本の9得点、ディオン・ウェイターズは11本中3本の6得点と、2人とも散々な内容だった。チームプレーの大切さを身をもって教えるため、レブロンはわざとこの2人にシュートを打たせまくったのか?

「悪い習慣」が、アービング&ウェイターズのセルフィッシュさを指しているのか、それとも他の何かを意味しているのか、詳しいことはわからない。ただ、ブレイザーズ戦の所々でレブロンがみせたディフェンスは、悪い習慣を崩すための良い見本と言えるものではなかった。

 

5日のユタ・ジャズ戦では最後の最後まで粘ったキャブスだが、ゴードン・ヘイワードのブザービーターにより102対100で敗北。レブロンはアグレッシブにプレーして31得点を記録したものの、チームの合計アシスト数はわずか6本しかなかった。先は長い。

▼ヘイワードのブザービーター

ソース:「YouTube」

絶好調のロケッツがヒートに勝利で今季5勝0敗!! ウォリアーズがクリッパーズに17点差の大勝利でプレイオフのリベンジ

Related Posts

ドノバン・ミッチェル キャブス

ブログ

キャブスがオールスターのドノバン・ミッチェルをトレードで獲得

サマーリーグ2022 ブレイザーズ

ブログ

ブレイザーズが2度目のサマーリーグ優勝、キングスに次ぐ史上2球団目の快挙

デイミアン・リラード 延長契約 2022

ブログ

デイミアン・リラードがブレイザーズと2027年まで続く延長契約を締結

ジェレミー・グラント トレード

ブログ

ブレイザーズが2025ドラフト1巡目指名権と交換でジェレミー・グラント獲得へ

特集

  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    2021年2月14日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    2022年2月4日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
    シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
  • 正念場で4本のエアボール、コービーにもこんな時代があった
    正念場で4本のエアボール、コービーにもこんな時代があった
  • カリーが第3Qに爆発、ウォリアーズがクリッパーズに46点差の圧勝
    カリーが第3Qに爆発、ウォリアーズがクリッパーズに46点差の圧勝
  • 2010年代NBAゲームの視聴率ランキング、トップ10試合中9試合にレブロン
    2010年代NBAゲームの視聴率ランキング、トップ10試合中9試合にレブロン
  • ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
    ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
  • 【ハイライト】ジョーダンがNBAプレイオフの最多得点記録を樹立、1986年4月20日
    【ハイライト】ジョーダンがNBAプレイオフの最多得点記録を樹立、1986年4月20日
  • フィル・ジャクソン、ジョーダンとコービーの違いについて語る
    フィル・ジャクソン、ジョーダンとコービーの違いについて語る
  • ケビン・デュラント、ファイナルでの怪我について「ウォリアーズは悪くない」
    ケビン・デュラント、ファイナルでの怪我について「ウォリアーズは悪くない」

ランダム

  • アンドレ・イングラム32歳のレイカーズ新人アンドレ・イングラムがデビュー戦で大活躍
  • 月間賞 2016年2月2016年2月のNBA月間賞: レブロンとカリーが最優秀選手、タウンズは4ヵ月連続のルーキー賞
  • ライアン・サンダース ウルブズウルブズがサンダース新HCのデビュー戦に勝利
  • ジョーダン ラバー・ボールマイケル・ジョーダン「片足だったとしてもラバー・ボールには負けない」
  • フランク・ボーゲル レイカーズフランク・ボーゲルがレイカーズの新ヘッドコーチ就任へ

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes