フレッド・バンブリートがキャリア初、ラプターズ史上最高得点でのトリプルダブル
安全衛生プロトコルから復帰して以降のフレッド・バンブリートの活躍ぶりが凄まじい。
現地7日、バンブリートはスコシアバンク・アリーナで行われたユタ・ジャズとの試合で37得点、10アシスト、10リバウンドをマーク。ラプターズを第3Q15点ビハインドからの逆転勝利へと導いた。
これでバンブリートは、キャリア初のトリプルダブルを記録。しかもラプターズ史上最多得点でのトリプルダブルだ。
この日のバンブリートは、36分の出場で22本中12本のフィールドゴールと9本すべてのフリースローに成功。特に第3Qには残り4分半からワンマンで17-0のランを展開するなど完全にゾーン状態に入り、FG8本ノーミスからピリオド24得点をあげた。1ピリオドにおける得点としては歴代ラプターズで2位の記録となる(1位は2020年1月にパスカル・シアカムが記録した第1Q25得点)。
第4Q残り2分にプレシャス・アチュワへのロブパスでキャリア初のトリプルダブルを達成したバンブリート。試合後、「ただ勝利を手に入れようとしていただけ。(トリプルダブルに関しては)頭になかった」とコメント。なおラプターズから30得点トリプルダブルが飛び出したのは、1997年のデイモン・スタウダマイアー、2000年のビンス・カーターに次いで、今回が球団史上3度目だ。
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連勝を5に伸ばしたラプターズはバンブリートの他、OG・アヌノビーが22得点、パスカル・シアカムが17得点をマーク。今季開幕9勝13敗の低空飛行で一時はイースト13位に落ちていたが、そこから10勝4敗で大きく勝ち越して現在7位にまで浮上している。
一方で敗れたジャズ(28勝11敗)は、エリック・パスカルがチームハイ29得点で奮闘。この日はドノバン・ミッチェルやルディ・ゴベア、マイク・コンリーらメインローテーションの8選手全員が怪我もしくはプロトコル入りのため欠場していた。
ボックススコア:「NBA」