NBA2018-19のオールディフェンシブチーム: ゴベアが3年連続で1stチームセンター
NBAは現地22日、2018-19シーズンのオールディフェンシブ・ファーストチームとセカンドチームに選出されたプレイヤー10名を発表した。
ファーストチーム
プレイヤー | 1位/2位票 | Pts | |
C | ルディ・ゴベア | 97/2 | 196 |
F | ポール・ジョージ | 96/3 | 195 |
F | ヤニス・アデトクンボ | 94/5 | 193 |
G | マーカス・スマート | 63/19 | 145 |
G | エリック・ブレッドソー | 36/28 | 100 |
2018-19シーズンのオールディフェンシブチームでは、昨季DPOYを勝ち取ったユタ・ジャズのルディ・ゴベア(センター)が全体首位となる1stチーム票100票中97票を獲得し、キャリア3度目で3シーズン連続となるファーストチーム入り。続いて2位票数(96票)でオクラホマシティ・サンダーのポール・ジョージ、3位票数(94票)でミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが今季1stチームのフォワードポジションに選出された。
ガードポジションでは、ボストン・セルティックスのマーカス・スマート(63票)、ミルウォーキー・バックスのエリック・ブレッドソー(36票)がそれぞれキャリア初選出を果たしている。
なお今季レギュラーシーズンのディフェンシブ・レーティング(100ポゼッション当たりの失点)では、バックスがリーグ1位、ジャズが2位、サンダーが4位、セルティックスが6位の数字を記録した。
▼2018-19シーズン1stチームの守備ハイライト
セカンドチーム
プレイヤー | 1位/2位票 | Pts | |
G | ドリュー・ホリデー | 31/28 | 90 |
G | クレイ・トンプソン | 23/36 | 82 |
C | ジョエル・エンビード | 4/72 | 80 |
F | ドレイモンド・グリーン | 2/57 | 61 |
F | カワイ・レナード | 5/29 | 39 |
今季はついにゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンがセカンドチームでオールディフェンシブチームに初選出。これまで選ばれなかったのが不思議なくらいだ。
今年は他に、元DPOYでオールディフェンシブチーム常連のドレイモンド・グリーンとカワイ・レナードがそれぞれキャリア5回目の選出。さらにドリュー・ホリデーとエンビードもそれぞれ2年連続での受賞となった。
ハーデンやアービングにも票
なお今年のサプライズ票というか完全な死票は、ジェイムス・ハーデンへの2票。しかもファーストチームの2票…。
数年前と比べればディフェンスが格段に良くなったハーデンだが(特にポストでの守備が良い)、さすがにオールディフェンシブチームと呼ぶのはかなり無理がある。他にもカイリー・アービングとデイミアン・リラードに2ndチーム票が1票ずつと、守備が苦手とされる選手たちにいくつか票が投じられていた。
意味不明な票があるのは毎年のことだが(2年前にはアイザイア・トーマスに1票)、これは投票者による悪ふざけなのか?あるいは単純に記入ミスをしてしまったのか?それとも真剣に「ハーデンはオールディフェンシブ1stチームに相応しいディフェンダー」だと考えたのだろうか。
なお2018-19DPOYのファイナリストには、オールディフェンシブチーム投票でトップ3だったゴベア、ジョージ、アデトクンボの3選手が選ばれている。
参考記事:「NBA」