ジェイムス・ハーデンがMSGでキャリアハイ61得点
ついにジェイムス・ハーデンのシーズン平均得点が36点を超えた。
ハーデンは現地23日、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたヒューストン・ロケッツ対ニューヨーク・ニックス戦で自己最多の61得点、15リバウンドを記録。ロケッツを114-110での勝利に導いた。
▼キャリア2回目の60点ゲーム
1試合で60得点/15リバウンド以上が記録されたのは、2000年3月のシャキール・オニール以来19年ぶりだ。
新記録樹立
この日のハーデンは、40分の出場で38本中17本のフィールドゴール(スリー20本中5本)と25本中22本のフリースローに成功。1試合でスリーポイントショットとフリースローの両方でそれぞれ20本以上を試投したのはNBA史上初となる。
また、61得点はロケッツの球団新記録であり、ハーデンにとってはキャリア2度目の60点超え。ハーデンは、ウィルト・チェンバレン(32回)、コービー・ブライアント(6回)、マイケル・ジョーダン(4回)、エルジン・ベイラー(3回)に次いで、複数回の60点ゲームを達成した史上5人目の選手となった。
ハーデンはここ5試合で合計261得点を獲得。ESPNによると、261得点のうち、チームメイトのアシストによる得点はゼロだという。
なお試合は、ハーデンの大活躍によりロケッツが第4Q序盤で12点リードを奪うも、ニックスがそこから猛反撃を仕掛け接戦に持ち込む。終盤の勝負どころでは、P.J.・タッカーが3Pシューターへのファウルや意味不明なスルーなど痛恨のミスを連発。
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ロケッツは残り20秒でニックスにリードを奪われたが、次のポゼッションでエリック・ゴードンがスリーを沈めて逆転すると、続いてハーデンがスティールからダンクを叩き込み勝利を確実にした。
ロケッツはハーデンの他、ゴードンが20得点をマーク。敗れたニックスは、ドラフト外の新人アロンゾ・トリアーが自己最多の31得点をあげている。
ボックススコア:「NBA」