ジェイムス・ハーデンが2Pと3Pを10本ずつ決めて55得点
現地11日に行われたヒューストン・ロケッツ対クリーブランド・キャバリアーズの試合は、ジェイムス・ハーデンが10本のスリーを含む34本中20本のフィールドゴールを決めて55得点をマーク。ロケッツを116-110での勝利に導いた。
第3Q残り1分30秒で13点リードを奪取したこの日のロケッツは、そこからキャブスに24-0のランを許してしまい、第4Q残り8分で一気に11点ビハインドにまで転落。完全に主導権を奪われたかに見えたが、そこからハーデンがピリオド20得点でラスト8分間をテイクオーバーしてロケッツを救う。
ハーデンにとって10本のスリー成功は自己最多タイでキャリア2度目。ステフィン・カリー(15回)、クレイ・トンプソン(5回)、JR・スミス(3回)に次いで、1試合でスリー10本以上を複数回記録したNBA史上4人目の選手となった。
またこの日のハーデンは、2Pショットと3Pショットをちょうど10本ずつ決めて、フリースローをカウントせずに50得点に到達。Basketball Referenceのデータによれば、1試合で2Pと3Pをそれぞれ10本以上記録したのは、2016年2月マジック戦でのステフィン・カリーに次いで、史上2人目となる。
ESPNによると、これでハーデンは15球団相手に50点ゲームを達成。これを上回るのは、マイケル・ジョーダンとコービー・ブライアント(17球団)だけだという。
なおハーデンが55得点をマークしたのは今回がキャリア初。ハーデンの自己ベストは61得点で、これでハーデンは「52得点」を除く0得点から61得点までのスコアをすべて記録した。
ちなみにダブルOTに及んだ1週間前のスパーズ戦では52得点をマークするチャンスだったが、第4Qでのダンクがカウントされず50得点で終了。もしこの誤審がなければ、ハーデンは今日の試合で0~61をコンプリートしていたはずだった(ただダンクがカウントされていたらOT自体がなかった可能性も大なので何とも言えないが…)。
ボックススコア:「NBA」