カイル・ラウリーが移籍後初のトリプルダブル、ヒートが首位ジャズの猛追をかわして今季7勝目
マイアミ・ヒートが現地6日、本拠地FTXアリーナで行われたユタ・ジャズ戦に118-115で辛勝。リーグ首位だったジャズの連勝を5で終わらせ、自身の成績をイースト2位の7勝2敗とした。
東西上位チームの衝突となったこの日の試合は、第2Q中盤あたりからペースを握ったヒートが最終ピリオド残り5分で19点リードを奪取。この時点ですでに勝敗は決したかに思われたが、そこからジャズが猛チャージで巻き返す。
ジャズは第4Q残り時間5分から20-4のランで一気に追い上げると、残り時間11.5秒にはルディ・ゴベアのダンクで1点差まで接近。
まさかのピンチに追い込まれたヒートは、ジミー・バトラーが2本のフリースローを沈めてリードを再び3点に広げると、オーバータイム突入を狙ったジャズの最後の攻撃をしのいで何とか逃げ切った。
勝利したヒート(7勝2敗)は、シックスマンのタイラー・ヒーローがチームハイ29得点、バトラーが15本中11本のFG成功から27得点をマーク。カイル・ラウリーは20得点、12リバウンド、10アシストでオールラウンドに活躍し、移籍後初、キャリア通算19回目のトリプルダブルを記録している。
敗れたジャズ(7勝2敗)は、ドノバン・ミッチェルがゲーム最多の37得点で奮闘。ルディ・ゴベアは8得点/8リバウンドに終わり、今季初めて二桁リバウンド獲得を逃した。
ボックススコア:「NBA」