【ハイライト】ルカ・ドンチッチがキャリア3度目の決勝ブザービーター!
104-104の同点で迎えた現地6日のダラス・マーベリックス対ボストン・セルティックス戦のラストポゼッション。左サイドでのステップバックから再び“ルカ・マジック”が炸裂した。
残り11秒でボールを託されたルカ・ドンチッチは、スクリーンを使ってディフェンダーをスイッチさせると、クロックのタイミングを計りながら得意のスポットである左ウィングへとドリブルで侵攻。ドライブからのステップバックでショットに必要なスペースを作り出し、終了のブザーと同時に決勝弾のスリーをねじ込んだ。
ドンチッチのブザービーターにより、マブスが117-114で劇的な勝利を獲得。マブスの公式Twitterアカウントがちょっと壊れた。
ESPNによると、ドンチッチにとってキャリア通算3本目の決勝ブザービーター成功。1本目は2020年プレイオフ・ファーストラウンド第4戦での逆転決勝スリー、2本目は2021年4月のグリズリーズ戦で決めた3点フローターでのゲームウイナーだ。
通算3本の決勝ブザービーターは、すでにダーク・ノビツキーの記録と並んでマブス史上最多だという。
▼コートサイド・アングル
ドンチッチは、昨季2月に行われたセルティックスとのホームゲームでもゲームウイナーを沈めているが、クロックに0.1秒残っていたので“ブザービーター”にはカウントされない。
シーズン6勝3敗でウェスト3位に浮上したマブスは、ドンチッチがシーズンハイの33得点をマーク。5試合の欠場から復帰したクリスタプス・ポルジンギスは、28分の出場で13本中7本のFG成功から21得点をあげて勝利に大貢献した。
敗れたセルティックス(4勝6敗)は、ジェイソン・テイタムが32得点、11リバウンドのダブルダブルで奮闘。前半の19点ビハインドから巻き返し、第4終盤には初のリードを奪うが、ドンチッチのミラクルショットにより逆転勝利を阻まれた。
ボックススコア:「NBA」