マリオ・ヘゾニャがレブロンの決勝弾をブロック
NBAでは現地17日、マディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスとロサンゼルス・レイカーズが対戦。ニックスが終盤の二桁点差を跳ね返す大逆転劇を演じ、連敗を8で終わらせた。
第4Q残り3分半の時点で11点ビハインドを背負っていたこの日のニックスは、そこから13-1のランで猛反撃を展開。エマニュエル・ムディエイのフリースローにより残り22秒で逆転に成功すると、最後の守備ポゼッションでは、マリオ・ヘゾニャがレブロン・ジェイムスの逆転アテンプトを1on1で阻止する超ファインプレイを見せる。
値千金のブロックを決めた後に“キング”を睨みつけるヘゾニャの姿が印象的だった。
▼キングスレイヤー!!
▼ヘゾニャは怖いもの知らず
シーズン14勝目をあげたニックスは、決勝点を決めたムディエイが28得点/8アシスト、デイミアン・ドットソンが25得点、ディアンドレ・ジョーダンが15得点/17リバウンド/7アシストのダブルダブルで活躍。他にケビン・ノックスが19得点、ヘゾニャが17得点をマークし、スターター5選手で合計101点を獲得している。
敗れたレイカーズは、レブロンが33得点、8アシストを記録。後半の大部分で主導権を握り、残り3分45秒で11点リードを奪取と勝利をほぼ手中に収めていたが、そこからフィールドゴールを1本も決められなかった。
オフシーズンに歴代屈指のスーパースターであるレブロンが加入し、大きな期待が寄せられていた今季レイカーズだが、シーズン70試合を終えた時点での成績は昨季と同じ31勝39敗。ウェスト8位シードのクリッパーズとの差は9.5ゲームに広がっており、6年ぶりのポストシーズン進出はすでに絶望的な状況となっている。
ボックススコア:「NBA」