アイザイア・トーマス「クリーブランドは劣悪な場所」、すぐに謝罪
ちょっとしたジョークのつもりだったのかもしれないが、さすがに言いすぎ。古巣クリーブランドに向けた不用意な発言により、アイザイア・トーマスが軽く炎上していた。
火種となったのは、トーマスが現地11日に行ったインスタグラムでのライブ。その配信の一部でトーマスは、「サクラメントやLA、ボストンは最高だった。フェニックスも良かったよ」とこれまでにプレイした都市について好意的に話していたが、クリーブランドについては「shithole」という辛辣すぎる言葉を使って表現した。
「クリーブランドは劣悪な街だった。レブロンが離れた理由がわかる。2度もね!」
「shithole」は、治安や清潔さなどいろいろな意味で誰も住みたがらないような劣悪な場所や地域を表すスラング。トーマスはクリーブランドでの3~4カ月で何もいい思い出がなかったのかもしれないが、さすがに市民たちに失礼だろう。
ただ、その後トーマスはすぐにTwitterで発言について謝罪。
「クリーブランドに対する僕の発言について謝罪したい。インスタグラムのライブで悪乗りしてしまった。(メディアが)動画を切り取って公開したのには理由があるようだね。僕はあのすぐ後に発言について説明していたんだが…。クリーブランドで僕を応援してくれた人たちはみんな大好きだ」
さらにトーマスは別のインスタライブを配信し、そこでも改めて謝罪している。
「あんな言い方をすべきではなかった。僕の落ち度だ。実際にクリーブランドは良い場所だった。悪くなかった。僕が置かれていた状況はベストではなかったけどね。『s—hole』なんて言ったことを謝りたい。クリーブランドはそんな場所じゃなかった」
セルティックス時代は誰からも愛される人気者だったトーマスだが、キャブスに移籍してからは様々な発言(失言?)ですっかりイメージダウンしてしまった印象。来季は言葉ではなくプレイですべてを取り戻すようなシーズンになってほしい。
Image by Erik Drost
参考記事:「ESPN」