ヒートがイースト単独首位に浮上、バトラーは通算トリプルダブルでヒート新記録樹立
マイアミ・ヒートが現地23日、本拠地FTXアリーナで行われたロサンゼルス・レイカーズ戦に113-107で勝利。今季成績を30勝17敗とし、ブルズとネッツを追い抜いてイースト単独首位に浮上した。
この日の試合では、ジミー・バトラーが20得点、10リバウンド、12アシストをマーク。カイル・ラウリー不在の中、序盤からポイントフォワードとしてチームを引っ張り、前半だけで10アシストをあげている。
これでバトラーは、2019年のヒート移籍から3シーズンで10回目のトリプルダブルをマーク(レギュラーシーズン)。レブロン・ジェームズが保持していたヒートの球団最多トリプルダブル記録をレブロン本人の目の前で塗り替えた。
▼マイアミ・ヒートの通算トリプルダブル記録
- ジミー・バトラー:10回(3シーズン)
- レブロン・ジェームズ:9回(4シーズン)
- バム・アデバヨ:5回(5シーズン)
- ドウェイン・ウェイド:5回(15シーズン)
- ハッサン・ホワイトサイド:4回(5シーズン)
キャリア通算トリプルダブル数102回でNBA歴代5位のレブロンが、ヒートに在籍した4年間で9回しか達成していなかったのが少し驚き。レブロンはキャブスに復帰した2014年以降の8シーズンで合計65回のTDを記録している。
この日のヒートはバトラーの他、ダンカン・ロビンソンが6本のスリー成功からチームハイ25得点で勝利に貢献。第4Q残り9分の23点リードから、レイカーズに32-13のランを許してしまい、残り時間1分で4点差まで巻き返されたが、ラスト60秒間でレイカーズを無得点に抑えて何とか逃げ切った。
敗れたレイカーズ(23勝24敗)は、レブロンがゲームハイ33得点/11リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが24得点/9リバウンド/9アシストで奮闘。なおレブロンは12月19日から17試合連続で25得点以上をマークしているものの、その間のチームは7勝10敗と成績が伸びない。
ボックススコア:「NBA」