ジミー・バトラーが第4Qをテイクオーバー、移籍後初の30得点超え
現地3日にターゲットセンターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ対ロサンゼルス・クリッパーズ戦は、ジミー・バトラーが正念場でついに“バトラー”らしさを発揮。ウルブズに移籍してから初となる30得点ゲームを達成して、チームを勝利に導いた。
この日の試合は、ブレイク・グリフィンをはじめとする主力陣が離脱中のクリッパーズが敵地で大健闘を見せ、第4Q残り8分で3点リードを奪取。対するウルブズは、そこからバトラーがチーム24得点中20得点を獲得するクラッチパフォーマンスで試合をテイクオーバーする。
ゲームハイの33得点を獲得したバトラーは試合後、チームのパフォーマンスについて、「悲しいことだが、勝利できたのは、たまたま彼らをアウトスコアできたから。ディフェンスではやるべきことができていなかった。勝ちは勝ちだが、次はまともなディフェンスができるといいね」と反省のコメント。
今季ウルブズは、ディフェンシブ・レーティングでリーグ23位と、トム・シボドーHC指揮下にバトラーとタージ・ギブソンを加えたにもかかわらず、昨季から守備がまったく改善していない。特に守備でのミスコミュニケーションが目立ち、この日の試合でも、カール・アンソニー・タウンズが誰をガードすべきかわからずにペイントエリアをうろうろしてしまい、クリッパーズにイージーな得点を許してしまうシーンが何度かあった。
敗れたクリッパーズは、オースティン・リバースがシーズンハイの30得点、5リバウンド、5アシストで大奮闘した。
ボックススコア:「NBA」