ジョエル・エンビードがキャリアハイ46得点!!
現地15日にステイプルズセンターで行われたフィラデルフィア・76ers対ロサンゼルス・レイカーズ戦は、センターのジョエル・エンビードが攻守で大暴れし、自己ベストの46得点を獲得。シクサーズが2日前のクリッパーズ戦からLAで2連勝をあげた。
この日のエンビードは、34分30秒の出場時間で20本中14本のフィールドゴールと19本中16本のフリースローに成功。インサイドでのパワープレイだけでなく、スリーやミドルレンジのジャンプショット、さらにはユーロステップやシェイクムーブなど軽快なフットワークも披露し、あらゆる角度から得点を積み上げた。
▼ユーロステップ
▼ドリームシェイクからカウントワンスロー
特に第4Qのエンビードはアンストッパブルで、FG7本中6本の成功からピリオド19得点をマークし、シクサーズを勝利に牽引。終盤のレイカーズは、なぜかエンビードのガードをサイズとパワーで大きく劣るジュリアス・ランドルに任せきりで、あまりダブルチームにもいかず、その結果ペイントエリアで好き放題やられて、ファウルを連発してしまった。
エンビードはキャリアハイ得点の他にも、ハイポストからのアシストなどプレイメイキングも光り、7アシストを記録。さらに守備でもゴール下で圧倒的な存在感を見せつけ、15リバウンド、7ブロックを獲得した。
シクサーズの選手が40点ゲームを達成したのは、2006年11月のアレン・アイバーソン(45得点)以来11年ぶり。またESPNによると、1試合で40得点/7アシスト/7ブロック以上を獲得したのは、1982年のジュリアス・アービング以来初だという。
▼46/15/7/7
今季トップクラスのモンスタースタッツを叩き出したエンビードだが、試合後のコートサイドインタビューでコンディションについて尋ねられると、「69%くらいかな?」と恐ろしいことを口にした。
シクサーズ(8勝6敗)はエンビードの他、ルーキーのベン・シモンズが18得点、10アシスト、9リバウンド、5スティールと、あと一歩でトリプルダブルのオールラウンドパフォーマンスを披露。もしこの先エンビードが健康状態を維持し、シモンズがミドル~ロングレンジのジャンプショットを習得すれば、この2人は歴代屈指のデュオへと成長するかもしれない。
一方で敗れたレイカーズ(6勝9敗)も若手が大奮闘し、ブランドン・イングラムが26得点、11リバウンド、新人のカイル・クーズマが24得点で、それぞれキャリアハイ得点を記録している。
ボックススコア:「NBA」