カワイ・レナードがジョーダンに次ぐ史上2人目の快挙を達成
現地2月16日に開催されたNBAオールスターゲーム2020で、試合最多の30得点、7リバウンド、4アシストを記録する大活躍を見せたカワイ・レナード。試合後には、キャリア初となるオールスターMVPに選出された。
これでレナードは、キャリア9シーズンでファイナルMVP(×2)、ディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー(×2)、オールスターMVPを受賞。この3つのアワードを受賞した選手は、NBA史上で他にマイケル・ジョーダンしかいない。
そもそもファイナルMVPとDPOYの2つを受賞するだけでも極めてレアなケースで、ジョーダンとレナードの他には、ロケッツのアキーム・オラジュワンのみ。オラジュワンはオールスターゲームに通算12回出場しているが、そこでMVPに輝くことはなかった。
▼レナード、ジョーダン、オラジュワンのアワード比較
レナード | ジョーダン | オラジュワン | |
---|---|---|---|
ファイナルMVP | 2回 | 6回 | 2回 |
オールスターMVP | 1回 | 3回 | 0回 |
シーズンMVP | 0回 | 5回 | 1回 |
DPOY | 2回 | 1回 | 2回 |
オールNBAチーム | 3回 | 11回 | 12回 |
オールスター選出 | 4回 | 14回 | 12回 |
まずジョーダンは色々と別格だとして、オールNBAチームやオールスターの選出回数ではオラジュワンにまだ遠く及ばないレナードだが、アワードトロフィーの数ではすでに遜色ない。もし今引退したとしても、バスケットボール殿堂入りできるレベルだろう。
レナードはまだ28歳と若く(ジョーダンが初優勝した時と同じ年齢)、全盛期はたっぷりと残っている。ここからどんなキャリアを送るのか、とても楽しみだ。
参考記事:「NBA」