ケンバ・ウォーカーがシーズンハイ44得点もニックス敗北
NBAでは現地23日、ワシントン・ウィザーズとニューヨーク・ニックスがマディソン・スクエア・ガーデンで対戦。ニックスはケンバ・ウォーカーがシーズン自己ベスト44得点の大活躍を見せるも、勝利にはあと一歩届かなかった。
ウォーカーが40得点以上をマークしたのは今回がキャリア通算19回目。それら19試合を5勝14敗(.263)で大きく負け越しており、ESPNによると、40点ゲーム達成者の勝率としてはNBA史上ワーストだという(ワースト2位はブラッドリー・ビールで勝率.267の8勝22敗)。
チーム守備を優先するためという理由でニックスのローテーションからしばらく外されていたウォーカーだが、デリック・ローズの負傷離脱を受けて先週からスターターに復帰。この日はまさに鬱憤を晴らすような大暴れで、ピリオド23得点を獲得した第2Q終盤にはMSGで「ケンバ」コールが鳴り響いた。
シーズン14勝18敗となったニックスはウォーカーの他、ジュリアス・ランドルが23得点、アレック・バークスが20得点をあげている。
一方で、ブラッドリー・ビール不在ながらも勝利したウィザーズ(17勝15敗)は、スペンサー・ディンウィディーの21得点やコーリー・キスパートの20得点(キャリアハイ)をはじめ、合計7選手が二桁得点をマーク。第3Q開始直後に7点ビハインドに陥ったが、そこから12-0のランで主導権を奪うと、そのまま最後までリードを維持した。
ボックススコア:「NBA」