【ハイライト】ケビン・デュラント、人懐っこい猫のような密着感でトレイ・ヤングをマーク
メンタルをじわじわ削られそうな粘着守備だった。
こちらは、現地10日に行われたブルックリン・ネッツ対アトランタ・ホークス戦からのワンシーン。ネッツスターのケビン・デュラントが、マークしていたトレイ・ヤングにボールを渡すまいと、超フィジカルでタイトな守備を見せる。
背後からヤングの肩に顎を乗せながら、腰に手を添えていたデュラント。まるで恋人に甘えるような密着感だが、これはバスケットボールの試合中だ。ヤングはデュラントの手を振り払いながら「これを止めさせろ」と審判に目線で訴えかけたが、笛は鳴らなかった。
それにしてもデュラントのウイングスパンは凄い。ヤングの隣に立つと、腕の長さが改めてよくわかる。
こういった細かな挑発行為が試合を通してあったのかもしれない。ヤングは第4Q終盤にファウルされた際にフラストレーションを爆発させ、デュラントを突き飛ばしてダブル・テクニカルをコールされてしまった。
同日の試合は、ネッツが113-105でホークスに勝利。デュラントはチームハイの31得点をマークしつつ、勝負所ではヤングの守備で素晴らしい仕事をした。
デュラントは試合後、ヤングとのダブル・テクニカルファウルについて「少しフィジカルにやり過ぎた」とコメント。ヤングを10歳の頃から知っていると明かし、「個人的な恨みなんてない。ただ競い合っていただけだ」と説明した。
一方で敗れたホークスは、ヤングが31得点/10アシストをあげている。
ボックススコア:「NBA」