デュラントがキャリア2番目の53得点、NY対決でネッツを勝利に牽引
NBAでは現地13日、同都市のライバルであるブルックリン・ネッツとニューヨーク・ニックスがバークレイズ・センターで対戦。ネッツのケビン・デュラントが53得点の大活躍で、チームを110-107での勝利に導いた。
デュラントにとっては、今季2度目かつキャリア通算8回目の50点ゲーム。今シーズンのNBAで複数回の50得点超えを達成しているのはデュラントの他、レイカーズのレブロン・ジェームズとセルティックスのジェイソン・テイタムの2選手しかいない。
この日のデュラントは37本中19本のFGを成功させつつ、ゲームハイの9アシストをマーク。特に印象的だったのは、同点で迎えた第4Q残り56秒に決めたクラッチショットだ。
試合終盤は徹底したダブルチームを受けていたデュラントだが、ボールを手放した際に一瞬だけ生じたニックス守備の隙をついてフリーとなり、フレアから決勝弾とも言えるキャッチ&シュートのスリーを沈めた。
▼対KDでは一瞬の油断が命取りに
53得点は、デュラントにとって自身2番目の得点記録。NBA史上屈指のスコアラーと評価されているKDだが、キャリアベストは54得点で、60得点に到達したことはまだ1度もない。
3連勝で調子を上げつつあるネッツ(35勝33敗)は、同日のニックス戦でスリー29本中6本成功と外のシュートが不振だったものの、フロントコート陣が大奮闘。デュラントの他には、アンドレ・ドラモンドが18得点/10リバウンドのダブルダブル、ブルース・ブラウンが15得点、ニック・クラクストンがベンチから10得点で勝利に貢献した。
一方で2連敗を喫したニックスは、ジュリアス・ランドルが26得点、ミッチェル・ロビンソンが25得点、RJ・バレットが24得点と、3選手が20得点超え。現地3月13日の時点で28勝40敗、プレイ・イン・トーナメント枠であるイースト10位のホーネッツ(33勝35敗)まで5ゲーム差と、すでにプレイオフ進出が絶望的な状況にいる。
ボックススコア:「NBA」