キングスがデイブ・イェーガーHCを解任
レギュラーシーズン最終日から一夜明け、複数のロッタリーチームからさっそく大きな動きがあった。
現地11日、サクラメント・キングスはヘッドコーチのデイビッド・イェーガーを解雇したことを発表。ブラデ・ディバッツGMは記者会見の中で、「今シーズンを評価した結果、球団が次のレベルに到達するためには違う方向へ進む必要があると判断した」とHC解任の理由を説明している。
今季のキングスは予想以上の大健闘を見せ、負け越したものの2005-06以降で最高成績となる39勝43敗を記録。チームとして大きく前進できた1年だっただけに、シーズン終了と同時のHC解雇の一報はリーグを驚かせた。
ただディバッツGMは以前からヘッドコーチの入れ替えを検討していたらしく、オールスターブレイク後にキングスが失速(9勝16敗)したことで決意がついたらしい。またESPNによれば、キングスのマネジメントとイェーガーHCは、特定の若手選手数名の出場時間を巡って意見が対立していたという。
「今年は良いシーズンだった。だが特にオールスターブレイク後はもっと良い成績を残せたと思う」
– ブラデ・ディバッツGM
イェーガーHC指揮下のキングスは3シーズンで通算98勝148敗。現地メディアによると、後任の候補にはレイカーズHCのルーク・ウォルトン、スパーズ・アシスタントHCのエットレ・メッシーナ、76ersアシスタントHCのモンティ・ウィリアムズらが挙がっているという。
▼来季以降が楽しみなキングス
なお同日には、メンフィス・グリズリーズがJB・ビッカースタッフHCを解任。さらにクリーブランド・キャバリアーズとラリー・ドリューHCが双方合意の下で決別することとなった。
参考記事:「NBA」