キングスの「敵チーム選手紹介」が相変わらずセンス抜群
敵選手たちの集中力を削ぐ効果が少しはありそうかも…。
以下は、現地14日にゴールデン1・センターで行われたサクラメント・キングス対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦の試合前イントロでのシーン。ウォリアーズのスターター紹介の際、ホームチームのキングスは月面着陸の映像をスクリーンに映した。月面着陸を否定するような問題発言で大炎上したステフィン・カリーへのトリビュートだ。
▼Zoom-Zoom-Zoom
https://twitter.com/NBAonTNT/status/1073786372618473472
カリーは今週、ホークスのビンス・カーターとケント・ベイズモアがホストを務めるポッドキャスト「Winging It」にチームメイトのアンドレ・イグダーラと一緒にゲスト出演。
番組後半で恐竜の鳴き声などの雑談から月面着陸の話になり、そこでカリーが「人類は月に行っていないと思う」とアポロ計画陰謀論を支持するかのようなコメントを残した。
放送の翌日、カリーの発言に対してメディアやファン、関係者など各地から批判が殺到。ポッドキャストでは他の出演者たちもカリーの意見に賛成していたが、やはりリーグを代表するスーパースターという立場からか、カリーだけが非難の集中砲火を浴びる形となり、さらには元宇宙飛行士のスコット・ケリーやNASAから「(月面着陸の)証拠を見せたい」と直接カリーに声がかかる事態となった。
なお後日カリーは、問題の発言についてESPNの取材に応じ、「あれはもちろんジョークだった」と釈明。「NASAの招待に応じてジョンソン宇宙センターを訪問し、知識を深めたい」と前向きに話している。
炎上騒ぎがようやく鎮火しかけていたところだったが、そのタイミングでこの企画をぶち込んでくるキングスのスタッフは本当に優秀。イントロでは、カリーも手を叩いて喜んでいたので何よりだ。
https://twitter.com/NBCSKings/status/1073779344097435650
キングスの敵チームスターター紹介は以前から何度か話題になっており、昨季のユタ・ジャズ戦ではネタ感満載のサックス奏者を召喚して『ケアレス・ウィスパー』を演奏。11月のラプターズ戦でも、なかなかぶっ飛んだ映像を流していたらしい。
▼意味が分からん…
Via NBA/TNT