コービー、レイカーズとの契約延長に合意
現地25日、コービー・ブライアントとロサンゼルス・レイカーズが2年間の契約延長で合意に達した。これでコービーは、少なくとも2015-16年シーズンまでは現役を続けることとなる。レイカーズの公式ツイッターアカウントが報じた。
速報:レイカーズとコービーが契約延長で合意
「ESPN」の報道によると、契約内容は2年/4850万ドル(約49億円)となる模様。契約合意の発表後まもなく、コービーは「生涯レイカーズ(Laker for Life)」というメッセージと共に、契約書の直筆サインの画像をツイッターに投稿した。
コービーがデビューしたのは1996年。もしトレードされることなく契約満期を迎えれば、コービーは「歴代NBAで最も長く1チームに在籍したプレーヤー(20年)」となる(これまでの記録は、ジョン・ストックトンの19年=ユタ・ジャズ)。
「すでに35歳をすぎた選手と、ましてやアキレス腱断裂という大怪我からリハビリ中の選手と高額契約を結ぶなんて賢明ではない」、と考える人もいるかもしれない。だがコービーは、年齢云々とか、サラリーキャップ云々とかを超越した選手なのだ。
10年ほど前には、シャキール・オニールやフィル・ジャクソンHCをレイカーズから追い出した張本人と責められたこともあった。00年代中盤のレイカーズ低迷期には、「自分からトレードを要求する」、「チームメイトにパスを出さない」など、NBA1わがままなプレーヤーのレッテルを張られたこともあった(事実ではある)。それもすべて過去のこと。その後プレーヤー/リーダーとして大きく成長したコービーは、レイカーズを2連覇に導き、現世代最高の選手であることを証明してみせた。
後3シーズンもコービーの活躍をみれる。だけど後3シーズンしかみれないかもしれない…。
▼コービーのキャリアハイライト
Thumbnail via Twitter @Lakers
参考記事:「Bleacher Report」