TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
クリッパーズ対グリズリーズ 第6戦
2013 5 5

【LA没す】レイカーズ、クリッパーズともに第1ラウンド敗退、来季どうする?

クリス・ポール, クリッパーズ, ドワイト・ハワード, フリーエージェント, プレイオフ, レイカーズ 0

3日、グリズリーズがクリッパーズを破り、プレイオフ第2ラウンドに駒を進めた。

これで、LAの2チームともプレイオフ1回戦敗退が決定。カリフォルニアのチームの中では、ウォリアーズのみが2回戦に進出することとなった。今シーズンが始まる前に、一体だれがこのような結末を予想できただろうか?

第6戦、ポール退場

クリッパーズの生き残りをかけたシリーズ第6戦は、今季プレイオフで最もフィジカルにヒートアップした試合となった。両チームの合計ファウル数は59回、フリースロー71本、テクニカル・ファウル7つ、フラグラント・ファウル1つ…。第3Qには、ブレイク・グリフィンとザック・ランダルフが取っ組み合いになるシーンもみられた。

前半は五分五分の試合展開だったが、後半に入りグリズリーズが突き離しにかかる。グリフィンは怪我のため本来のプレイができず、さらにクリスポールが残り時間3分で2つ目のテクニカルファウルを受け退場。グリズリーズリードのまま試合は終了し、クリッパーズにとっては非常に後味の悪いシーズン幕切れとなった。


どうなるLA?


シーズン前は優勝を期待されながらも、蓋を開ければかろうじてプレイオフ入りが精一杯だった今季レイカーズ。一方で、初のディビジョンタイトルを勝ち取り、チーム史上最高の成績を残した今季クリッパーズ。対照的なレギュラーシーズンを歩んだ2チームだが、最終的にはプレイオフ初戦敗退という同じ道を辿った。

そして両チームとも、このオフシーズンには大きな課題がある。クリス・ポールとドワイト・ハワードが今季でフリーエージェントになるからだ(皮肉というべきか、ポール、ハワード共に、最後の試合はそれぞれテクニカルファウルで退場している)。

レイカーズ クリッパーズ 課題
ハワード退場とそれをニヤニヤ見つめるダンカン/i.imgur.com

クリッパーズ: ポール再契約が絶対条件

クリッパーズは、クリス・ポールの確保が最優先事項となる。ポールがいたからこそ、クリッパーズは万年弱小チームから西の強豪チームへとシフトすることができた。

ESPNによると、今のところポールは「まだ何も決めていない。時間をかけてゆっくりと考えたい」としている。とはいえ、メディアの間ではクリッパーズに残るとの見方が強い。ポールがチームに求めるものは、「MAX契約」と「優勝の可能性」。クリッパーズは、その両方を与えられるポジションにいる。

グリフィンやデアンドレ・ジョーダンなど若く才能溢れた選手を抱えている上に、現ロースターのままでも優勝チームに成長するポテンシャルが十分にある。ロサンジェルスという場所自体も大きな魅力の一つだろう。

他の行き先として考えられるのは、ヒューストンか、ダラスか…。

レイカーズ: ハワードをサインするべき

老いる一方のロースター、コービーの怪我、ect…。問題山積みのレイカーズが再び優勝を狙えるチームに返り咲くには、大規模なオーバーホールが必要なのは明らかである。しかしレイカーズは、現時点でサラリーキャップを大幅に超えてしまっているため、オプションがあまり残されていないのが現実だ。

今年のフリーエージェントで大物選手を獲得する可能性はほぼゼロに等しく(クリス・ポール獲得は99%ありえない)、ドラフトの指名権すらない。ならば、ドワイト・ハワードとの再契約は自然と必須条件となる。

コービーの先は決して長くない。ガソルやナッシュにしても同様。一方で、ハワードは27歳と若く、まだまだこれからが全盛期だ。レイカーズの顔として活躍する資質も十分ある。これからのレイカーズは、ハワードを中心としてチームを再建していくだろう。

さらに、来季いっぱいでコービーとガソルの契約が終了するため、レイカーズのサラリーキャップに大きな余裕ができる。そこで、その年のフリーエージェントから新たなスター選手をもう一人獲得するというのが、レイカーズのベストシナリオとなるだろう。2014年には、レブロン・ジェームズやドウェイン・ウェイド、カーメロ・アンソニー、ジョン・ウォールなど、超大物プレイヤーが多数フリーになる。

もちろん最大の問題は、ハワードがレイカーズに残りたいかどうかだ。本気で優勝を狙うならば、すでに基盤が完成しつつあるロケッツも魅力的かもしれない。

Thumbnail:「ESPN – YouTube」

これぞ芸術!?サンダーが超レアな“ダブルフロップ”を披露 レブロンが4度目のMVPを受賞、惜しくも満票ならず

Related Posts

クリス・ポール ウォリアーズ

ブログ

ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される

動物 NBA

ブログ

2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅

2022-23開幕戦 ウォリアーズ

ブログ

NBA2022-23開幕、王者ウォリアーズが20年目突入のレブロン下し白星スタート

デニス・シュルーダー 2022

ブログ

レイカーズがデニス・シュルーダーを1年ミニマム契約で獲得

特集

  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    2020年6月27日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • 2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2021年9月1日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    2021年11月20日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • ドローファウルの判定が厳格化されるNBA、今季からNGとなるプレイの例を紹介
    ドローファウルの判定が厳格化されるNBA、今季からNGとなるプレイの例を紹介
  • NBA選手たちが語る、コービー・ブライアントのワーカホリックなエピソード
    NBA選手たちが語る、コービー・ブライアントのワーカホリックなエピソード
  • NBAで最も嫌われているチームはどこ? 海外掲示板調べ
    NBAで最も嫌われているチームはどこ? 海外掲示板調べ
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
  • アワードを総なめにしたマイケル・ジョーダンの1987-88シーズン
    アワードを総なめにしたマイケル・ジョーダンの1987-88シーズン
  • コービー 「“マンバメンタリティ”は生き方、カイリーとヤニスは持っている」
    コービー 「“マンバメンタリティ”は生き方、カイリーとヤニスは持っている」
  • ウィザーズとヒート、オーバータイムでリーグ史上最少得点記録での決着へ
    ウィザーズとヒート、オーバータイムでリーグ史上最少得点記録での決着へ
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • NBAのスリーポイントシュート増加トレンドが止まらない
    NBAのスリーポイントシュート増加トレンドが止まらない

ランダム

  • ザイオン・ウィリアムソン プレシーズンドラ1のザイオン・ウィリアムソンがプレシーズンデビュー戦で強烈なダンク
  • レブロン レイアップレブロンが痛恨のレイアップミス、ネッツがレイカーズから大金星
  • サンズ ホーネッツ 2021ブッカー復帰のサンズ、合計9選手が二桁得点でホーネッツに31点差の圧勝
  • クリスマスゲーム 20222022クリスマスゲームの対戦カードがリーク、カリーvsモラントにレブロンvsドンチッチが目玉
  • マブス 76ers 2019ポルジンギスとハーダウェイJr.の活躍でマブスが76ersを撃破

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes