アイザイア・トーマス、レイカーズとの10日間契約更新ならず
オールスターのアンソニー・デイビスをはじめ、現在6選手が安全衛生プロトコルもしくは怪我で戦線離脱中のロサンゼルス・レイカーズ。
現地12月16日に助っ人の一人として10日間契約でアイザイア・トーマスをロスターに加えたが、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、レイカーズはトーマスとの契約更新を見送る予定とのことだ。
レイカーズとの10日間契約でNBA復帰したトーマスは、4試合の出場で9.3点、2.0リバウンド、1.5アシストを平均。最初の2試合ではそれぞれ二桁得点を獲得するまずまずのパフォーマンスを見せたが、次の2試合では合計16本中2本のFG成功と絶不調。
レイカーズはトーマスが出場した4試合で1度も勝てておらず、25日に行われたブルックリン・ネッツとのクリスマスゲームではさっそくローテーションから外されることとなった。
股関節の怪我が完治したとはいえ、全盛期の爆発力を完全に失ってしまっている今のトーマス。調子の良い時はオフェンス面でそれなりに貢献できる選手だが、その一方でディフェンスではもはやNBAのレベルについていくのが難しい状態で、常にチーム守備の弱点となってしまう。特にAD離脱中のレイカーズには、トーマスのディスアドバンテージをヘルプでカバーできるほどの余裕がない。
なおThe Athleticのシャラニア記者によれば、複数のチームがトーマス獲得に関心を示しているとのことだ。
参考記事:「The Athletic」