レブロンが史上9人目の通算9000アシスト到達
NBAでは現地29日、ステイプルズ・センターでロサンゼルス・レイカーズとダラス・マーベリックスが対戦。13得点と13アシストのダブルダブルをマークしたレブロン・ジェイムスがプレイメイクでチームを引っ張り、レイカーズを108-95での勝利に導いた。
これでレブロンは、キャリア通算アシスト数で9009本に到達。9000アシストを突破した史上9人目の選手となった。
レブロンは第1Q中盤に、アンソニー・デイビスへのフルコートパスでキャリア9000アシスト目を獲得。
▼キャリア9000アシスト達成者
プレイヤー | アシスト | |
---|---|---|
1 | ジョン・ストックトン | 15806 |
2 | ジェイソン・キッド | 12091 |
3 | スティーブ・ナッシュ | 10335 |
4 | マーク・ジャクソン | 10334 |
5 | マジック・ジョンソン | 10141 |
6 | オスカー・ロバートソン | 9887 |
7 | クリス・ポール | 9389 |
8 | アイザイア・トーマス | 9061 |
9 | レブロン・ジェイムス | 9009 |
現役選手で9000アシスト達成者は、レブロンとクリス・ポールのみ。上記の9選手でフォワードポジションなのはレブロンだけで、NBA史上初めてアシストとリバウンドの両方でキャリア9000本到達した選手となった。
なおレブロンは、通算得点ですでに歴代4位(3万3347点)。3位のコービー・ブライアントまで264点に迫っており、今季オールスターブレイク前に“コービー超え”する可能性が極めて高い。
コービーがスロベニア語でヤジ
この日のステイプルズ・センターでは、レイカーズレジェンドのコービー・ブライアントが娘と一緒に今季2度目となる試合観戦に訪れていた。
試合中には、ルカ・ドンチッチとコービーが握手を交わす場面もあった。
ドンチッチによると、ボールをインバウンドする直前に後ろからスロベニア語でヤジを飛ばされたらしい。誰だと思って振り向くと、その犯人はコービーだったという。
一体コービーは何ヶ国語でトラッシュトークできるのだろう。イタリア語とスペイン語が流暢なのは有名な話だが、ブレイザーズのユスフ・ヌルキッチは新人時代にボスニア語で罵られたことがあるそうだ。
試合後には、ドンチッチとコービーが仲良く記念撮影。
20歳以上年下のドンチッチ相手でも写真の前にちゃんと帽子を脱ぐあたりに、コービーの紳士さとプロフェッショナルさを感じる。
なおドンチッチは30分の出場で19得点、7アシストをマーク。それなりの数字を記録したものの、パフォーマンス的には今季自己ワーストと言える内容で、ターンオーバー数(6)がFG成功数(5本)を上回ってしまった。
ボックススコア:「NBA」