レブロン・ジェイムスの超レアカードが記録的な高額で落札
1枚のカードに2億円近いとてつもない値段が付いた。
アメリカのスポーツオークション「Goldin Auctions」は現地18日、NBAの顔役であるレブロン・ジェイムスの公式バスケットボールカードが180万ドル(約1億9268万円)で落札されたことを発表。開催者のツイートによると、180万ドルは近年のスポーツカードにおいて最高額での落札だという。
今回、記録的な額で取引されたのは、レブロンの2003-04ルーキーカード。本人の直筆サインと当時のジャージーのパッチが含まれている。オークションでは、開始価格の15万ドルから最終的に10倍の150万ドルにまで入札額が跳ね上がり、そこに30万ドルのバイヤーズ・プレミアムが加えられ180万ドルとなった。
レブロンは、2003年ドラフトでクリーブランド・キャバリアーズから全体1位指名を受けてNBAデビュー。プロ1試合目で29得点、9リバウンド、6アシスト、4スティールという衝撃のデビューを飾ると、ルーキーシーズンに20.9得点、5.9アシスト、5.5リバウンドを平均して新人王に輝いた。
レブロンがキャブスを初優勝に導いた2016年には、今回とは別バージョンのルーキーカードが31万2000ドル(約3160万円)で落札されている。
▼レブロンのルーキーハイライト
ESPNのよれば、180万ドルという今回の落札額は、バスケットボールカードとして2位に3倍以上の差を付けるぶっちぎりの史上最高額。2位はカリーム・アブドゥル・ジャバーの1969年ルーキーカードで50万1900ドル、3位はジョージ・マイカンの1948年ルーキーカードで40万3664ドルとなっている。
なお世界で最も高値を付けたスポーツカードは、2016年に取引されたホーナス・ワグナーの野球カードで、落札額は312万ドルだった。
参考記事:「Goldin Auctions 」